BMW X5 4.8iのコーティング事例をご紹介いたします。
オーナー様はBMW X5のコーティングのご予約とお見積りで初めてご来店された時、右の前後ドアにそれぞれ数センチの線状の傷がついており、それが気になるのでドア2枚塗装し、それからコーティング施工をお願いしたいとおっしゃられました。
傷は少々深目でしたが、磨き込めば目立たなくなるかもしれないので、先ず研磨をして、それで駄目だったら塗装しましょうというお打合せをさせていただき、ボディーコーティングとウインドウガラスの撥水コーティングのご依頼を受けました。
先ず初めに右の前後ドアの磨きに着手しました。耐水研磨紙で傷付いたクリア塗膜を研ぎ込みます。
塗装の下地が出ないよう慎重に加減しながら研磨紙を当てます。
粗目のコンパウンドで肌調整を行い、細かい目のコンパウンドで磨きあげます。
目を凝らしてじーっと見れば判る程度に傷の痕はうっすらと残りますが、お金をかけてドアを塗装する必要は無い程度に傷を消すことはできました。
ドアの傷落としを終わらせてから、ボディー全体をピカピカに磨き上げます。ウインドウガラスも専用のポリッシャーとコンパウンドで全面研磨して油膜等を除去し、コーティングの下処理を行います。
今回ボディーのコーティングは低撥水、防汚タイプを施工させて頂きました。
このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。水滴が集まって流れ落ちるのでウォータースポットや水垢付着が気になるお客様にお薦めです。
ウインドウガラスコーティングは優れた撥水性能により、雨の日のドライビングも快適にします。油膜や汚れも付着しにくくなり、お手入れも楽になります。
コーティング作業が終わると、塗装・乾燥ブースにBMW X5を入れて、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。
ボディーコーティング施工後の日常のお手入れは水洗い洗車で充分です。また付属のメンテナンスコンディショナーを月に1回程度お使い頂くとコーティングの効果が一層長持ちします。
このたびはインターパシフィックにBMW X5のコーティングをご用命頂き、誠にありがとうございました。
ピカピカなBMW X5大切にお乗りください。