メルセデスベンツ AMG CLK55の板金塗装 修理をご紹介いたします。
外出先の駐車場で車庫入れの際、ガードレールにベンツの右フロントフェンダーを擦ってしまいました。
フェンダーはへこみが酷く、板金での修理はできません。新品パーツに交換する必要があります。
新品のパネルは非常に高い防錆力を持つ電着塗装が施された状態で供給されます。
フェンダーをボディーに装着し、建付けの調整を行います。
建付けが問題無いことが確認できたら、取り外して下処理を行い、サフェーサーを塗装します。
また裏吹きと呼ばれる、パネル裏側の塗装も行います。
サイドステップカバーにも傷がありましたが、今回は自費修理ということもあり、部分塗装で修理することになりました。
塗装作業はゴミやホコリが塗面に付かぬよう、塗装乾燥ブース内で慎重に行います。ドアパネルには損傷はないのですが、フェンダーとの色の差異を無くすため、ぼかし塗装を行いました。
今回のベンツの塗装のトップコートには耐擦傷性を向上させたナノ粒子クリヤーが塗装されています。
このナノクリヤーの特徴は、直径100万分の1mm以下の微小なセラミック粒子を組み込むことで極めて高硬度の塗膜となり、耐スリ傷性が向上し塗膜に傷が付きにくくなります。そのため、車の補修塗装を行う際もそれに対応したベンツの指定塗料を使用する必要があります。
大変高価な塗料で、普通のクリヤー塗料の2~3倍の価格です。耐スリ傷性塗料で塗膜硬度が高いので塗装後の磨き作業も困難を極めます。まさに塗装職人泣かせの塗料です。
ナノ粒子クリヤーについての詳しい説明はこちらをご覧ください。
ベンツはまるで何事も無かったかのように、すっかり元通りに直りました。
修理代金は部品代が62,307円、工賃が182,693円で合計245,000(税込)となりました。
お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットのENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は12,000円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。このたびは東京都 世田谷区よりご来店くださり、インターパシフィックにメルセデスベンツ AMG CLK55の板金塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。