ポルシェ カイエン(PORSCHE) 板金塗装 修理です。
駐車場に入庫する際、ガードレールのポールにポルシェカイエンの右前をぶつけてしまいました。
今回はオーナー様の車両保険を使って修理させて頂くことになりました。
はじめはオーナー様からメールのお問い合わせでバンパーの概算修理金額の見積りを依頼されました。損傷状態がよくわかる写真をいろいろな角度から撮影し、メールに添付して頂きました。それらの画像を拝見すると、バンパー修理では済まないのではないかと予想できることが3つありました。
1.バンパーがフロントフェンダーからはみだしているので、バンパーそのものが変形し、さらには内側が破損しているのではないか。
2.はみ出したバンパーとフェンダーが緩衝し、フェンダーが傷付いているのではないか。
3.アンダースポイラーも傷ついているが、素材が梨地でざらざらした上に塗装されているので、(修理するとその部分はざらざらではなくなるので)修理はできず部品を取替なくてはならない。一番下についているスポイラーは梨地の無塗装であるため修理できない。
そうなるとオーナー様が予想されている以上の修理内容になりそうでしたので、見積り前に直接お電話でお話させて頂くことにしました。
オーナー様とお話した結果、車両保険に加入していて等級は17等級(割引58%)、免責ゼロということがわかりましたので車両保険を使ってポルシェカイエンを修理することをお勧めしました。
経験上、保険の等級が高く割引率が高くなっているお客様は保険を使ったことがない優良ドライバーさんなので、大きな事故でないと保険で修理するという選択肢が思いつかないことがあります。
私たちはお客様の保険の等級や免責等から、その修理は保険で直したほうが良いのか、自費でなるべく費用を抑えた修理方法にした方が得策なのかを判断することができます。そのため損傷程度によっては保険の等級をおうかがいし、車両保険を使ったお車の修理をアドバイスさせて頂くようにしております。
ポルシェカイエンはやはりバンパーの変形が酷く取替を要す状態でした。アンダースポイラーも取替です。
作業としましては先ずバンパーをボディーに装着し建付けを確認します。
フロントフェンダーもバンパーとの接触で傷ついておりましたので、修理をしてから塗装しました。
塗装ブースの中でポルシェカイエンのオリジナルな塗装肌を再現させます。
バンパーとアンダースポイラーもゴミやホコリが付かないように注意をはらい塗装します。
今回の事故で取り替えたポルシェカイエンの部品です。部品代が172,515円かかりました。
何事も無かったかのようにポルシェカイエンは元通りになりました。
保険会社との修理協定金額は税込み365,295円(工賃192,780円、部品172,515円)となりました。
今回ポルシェカイエンの修理に車両保険を使ったことで、17等級(58%割引)が翌年は3等級下がり、14等級(50%割引)となってしまいますが割引率の差はわずか8%です。
修理方法を変えて費用を抑えた修理もできなくはありませんでしたが、免責も無かったことですし、今回は車両保険を使って正解だったと思います。
インターパシフィックは鈑金匠ネットに加盟しており、お客様は鈑金匠ネットのユーザー還元サービスである楽天スーパーポイントを希望されました。修理代100円につき5ポイントの付与となりますので、今回は18260ポイントのプレゼントとなりました。楽天市場や楽天トラベルで18,260円分としてご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにポルシェカイエンの修理をご用命頂き、誠にありがとうございました。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。