東京都町田市にお住いのお客様よりアストンマーティンDB9の板金塗装修理を依頼されましたのでご紹介いたします。
自宅ガレージのシャッターにボンネットの先端をぶつけてしまったそうです。青丸部分の塗装が剥がれ、写真では分かりにくいのですが、赤丸部分が少し歪んでおります。
アストンマーティンDB9のボンネットはアルミ製です。わずかな歪みではありますが、丁寧に板金します。アストンマーティンに限らずどんな車でもそうですが、アルミ製のパネルは鉄に比べ価格も高く、そのくせちょっとへこみが大きいと板金では修理できず部品交換になってしまいます。今回の事故はガレージのシャッターにぶつけてしまったわけですが、わずかな歪み程度の損傷だったのが不幸中の幸いでした。
板金した部位の僅かな凹凸をパテを使い成形し、平滑に仕上げます。先端の傷もサンダーで平らに削ります。
ボンネット中央にも今回の事故とは関係ありませんが飛び石による傷があったので、一緒に修理いたしました。
また、塗装作業の妨げになるエンブレムやダクトのアミも取り外しておきます。
板金した部位やサンダーで削った部分にプライマーサフェーサーを塗装し、シールします。赤外線ヒーターを使って充分な加熱乾燥を行い、塗膜をしっかりと硬化させます。
加熱した塗膜を冷まし充分な硬化が確認できたら、目の細かいサンドペーパーでボンネット全面を平滑に研ぎあげます。
車を塗装ブース内に移動し、チリや埃をシャットアウトした作業環境でアストンマーティンのオリジナルな塗装の肌や質感を再現すべく慎重に塗装します。
取外していた部品を組み付け、最後にコーティングを施工して修理完了です。
修理費用はボンネットのコーティング再施工を含め、税込178,200円となりました。元通り綺麗になったアストンマーティンDB9を大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。