川崎市宮前区にお住いのお客様よりレクサスCT200hの鈑金塗装修理を依頼されましたのでご紹介します。
お出掛け先の駐車場から出る際に右側に寄せ過ぎてしまいレクサスCT200hの右リアドアとステップカバーをぶつけてしまいました。
お客様は、車両保険を使い綺麗に直したいとの事でお車を預かりました。
右リアドアパネルは交換させていただく事になりました。
取り寄せた新品のドアパネルはメーカーや車種による違いはありますが、このようなグレーや黒に塗装された状態で供給されます。
新品のドアパネルを車体に仮付けし立付けの確認や調整をします。
このレクサスCT200hはボディ色が2コートパールなので、隣接するフロントドアとクォーターパネルへ色の差異を無くす為のボカシ塗装をする必要があります。
その為、フロントドアの付属部品やクォーターガラス・テールランプやリアバンパー等の塗装作業の妨げになる部品を外しておきます。
今回ドアパネルの立付け調整はドアヒンジの取付ボルト部の微調整で済みました。
調整によってボルトの締め付け位置が変わった為、その痕跡を残さないようにヒンジを塗装しました。
新品ドアパネルの裏側の縁のパネル同士の合せ部分にはシーリング材を塗ります。
メーカーで既にシーリングされている箇所もありますが、足りない部分は元々のドアパネルと見比べながらオリジナルと同じようにシーリング材を塗ります。
リアドアパネルの裏吹き塗装をします。
よく見るとパネル中央部分の塗装が薄くなっているのがわかると思いますが、これは塗り忘れてしまったわけではなく、オリジナルの塗装がこのような雰囲気に塗装されている為で、こういった部分も忠実に再現して塗装します。
リアドアパネルの表面も1度塗装します。
後でもう1度塗装するのですが、このひと手間を掛ける事により塗料の染まりが良くなります。
リアドアパネルを車体に取付け、フロントドア・クォーターパネルと共に研磨紙で平滑に研ぎ上げ、塗装ブース内でマスキングを施します。
3パネルをまとめて一気に塗装する事で、塗装の肌・質感や色の差異を無くす事ができ、綺麗に塗装する事ができます。
取り外していたウインドガラス・テールランプやバンパー類を全て元通り組み付けます。
右ステップカバーは色付き部品で交換しました。
年式の新しい国産車は、ステップカバーをはじめバンパーやドアミラーカバー等の樹脂製部品の多くはメーカーから色付きで部品供給されます。
仮にごく小さな損傷であったとしても、修理塗装するよりも交換の方が費用が安くなる場合が多いので、ほとんどの場合保険会社にも交換が認められます。
今回のレクサスCT200hの保険会社との協定修理費用は、部品代124.394円と工賃166.612円の合計291.006円となりました。
このたびはインターパシフィックにレクサスCT200hの鈑金塗装修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったレクサスCT200hを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。