横浜市にお住いのお客さまより、ポルシェケイマンの鈑金塗装修理を依頼されましたのでご紹介します。
ポルシェケイマンの左フロントフェンダーを当て逃げされてしまい、また別の日には、縁石に乗り上げた際に右サイドスカートの下を激しく擦ってしまったとの事でお車をお預りしました。
車両保険を使うとなりますと、今回のそれぞれの損傷は別々の事故としてカウントされて2事故の扱いになってしまい、保険等級が計6等級ダウンとなり、翌年からの保険料が大幅にアップしてしまう為、2か所とも自費での修理となりました。
左フロントフェンダーは、へこみは無く小さな傷のみでした。
傷を平らに削り、ヘッドライトとサイドマーカーレンズを外し、フロントバンパーは完全には外さず塗装のマスキングの為の隙間を確保できるように部分的な脱着で対処しました。
右サイドスカートは変形しており、また穴が開き素材がえぐれて薄くなっている部分もありました。
サイドスカートの部品代を調べたところ、ポルシェにしては意外と安かった為部品交換と言う選択肢もありました。
しかし、交換する事でサイドスカート全面にシルバーを塗装する事になり、隣接するドアやクォーターパネルとの色の差異の問題が発生し、場合によってはドアやクォーターパネルへのボカシ塗装が必要になり、修理費用がより高額になる事を考慮し既存のサイドスカートを修理する方法を選択しました。
変形は赤外線ヒーターで温め少し柔らかくなったところで形を整え、穴やえぐれの深い部分は裏側から樹脂用の接着剤等を使い補強します。
サイドスカートの表面はサンダーで平らに削ります。
フロントフェンダーとサイドスカートにプライマーサフェーサーを塗装し、削った部分をしっかりシールします。
車両を塗装ブースに移動し、フロントフェンダーとサイドスカートをポルシェの塗装肌や質感を再現すべく熟練の塗装職人が丁寧に塗装します。
塗装したパネルを丁寧に磨き上げ、バンパーに付くサイドマーカーレンズは当てられた際にヒビが入っていたので新品に交換し、サイドスカートの取り付けブラケットも新品に交換の上、サイドスカートを車体に取付け修理完了です。
このポルシェケイマンは元々ボディガラスコ-ティングが施工されておりましたので、今回修理塗装した左フロントフェンダーと右サイドスカートに弊社のボディガラスコーティングを施工しました。
今回のポルシェケイマンの修理費用は、部品代11,782円とボディガラスコーティングの部分施工費用も含めた修理工賃173,218円の合計185,000円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにポルシェケイマンの板金塗装・修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったポルシェケイマンを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。