アウディ RS4アバントのコーティング施工事例をご紹介します。
以前所有されていたアウディも当社でコーティングを施工させて頂きましたが、今回素敵なアウディ RS4アバントの新車に買い替えられたので、リピートでコーティングのご依頼を頂きました。ありがとうございます。
さて今回は新車のボディーガラスコーティング施工ですので、少し裏話し的ですが、新車の磨き作業の重要性についてご説明します。
新車のコーティングの場合、その施工は何年も長持ちする、ワックス不要な高価なガラスコーティング剤を塗布するだけだと思っておられるお客様も多いかと思います。
なかにはディーラーさんでさえ新車のコーティングをその程度にしかとらえていない事もあるようです。新車で傷もなく艶もあるからササッと磨いてコーティング剤を塗り込む、それが新車のコーティング施工なのだと。
でも実は新車でも磨き作業はとても重要で、しっかり手間をかけなくてはいけない作業なのです。
アウディのような輸入車の場合は輸送中の塗装保護の為にボディーにプロテクションフィルムが張られて日本に入って来ます。お客様に納車される時点ではフィルムは剥がされているのですが、けっこう糊がボディー側に残ってしまっているんです。
また、国産車の場合はメーカーや車種によりますが、生産された新車をモータープールで保管している間に降雨などで塗装にシミが付くこと等を防止するため、ガードワックスがボディーに塗られています。
輸入車でも海上輸送中の塩害防止やストックヤードでの雨染み防止等の為にガードワックスが使われるケースもあります。
これもお客様に納車される時点ではきれいに除去されているのですが、完全に取りきれていないことが多いのです。
糊やガードワックスは車の色によっては目視では判りにくく、見落とされていることも多いと思います。
輸入車に貼られたプロテクションフィルムの糊や国産車に塗られたガードワックスは入念に専用の溶剤で拭き落とし、その後しっかりとポリッシャーを使ってコンパウンドで磨き上げなくては取りきれないんです。
実際、今回のアウディーRS4アバントはとても良いボディーコンディションでしたが、それでも所々糊が残っていました。
さて当社の作業工程としては、洗車でボディーを洗浄してからシリコンオフという溶剤でプロテクションフィルムの糊をしっかり落とします。
それから数種類のバフとコンパウンドを使って、ポリッシャーでアウディRS4アバントのボディを入念に艶艶に磨きあげます。
磨き作業が終わると、コーティング液をボディー全体にムラなく塗り込みます。
コーティング剤の塗り込みが終わると、そのまま数十分待ちます。
するとコーティング剤が乾いて艶が引けたような状態になってきます。この状態になるとコーティングの被膜はしっかり定着し、余剰分だけが揮発して表面に浮かび上がっています。
これを専用のクロスで丁寧に拭きあげると完了です。
今回のアウディRS4アバントには水切れ性に優れた排水型のガラスコーティングを施工させて頂きました。降雨後の水切れが良いので、撥水性のコーティングにと比べ雨染みになりにくく、濃色のお車には最適です。
最後はアウディを塗装・乾燥ブースに入れて60℃×1時間の焼付乾燥を行います。
コーティング被膜に熱を加えると持続性に優れた強固な被膜が完成します。
施工後のお手入れは、納車時にお渡ししているメンテナンスコンディショナーを定期的にお使い頂ければ、長期にわたってコーティングの効果が持続します。
このたびはアウディ RS4アバントのボディーガラスコーティングをご用命頂き、誠にありがとうございます。
きれいなコンディションで大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。