東京都内にお住いのお客様より、フェラーリ612スカリエッティのバンパー修理塗装を依頼されましたのでご紹介します。
お車で出掛けようとしたところ、フェラーリ612スカリエッティのフロントバンパー右角が傷付いているのを発見したそうです。
ご自身でぶつけてしまった記憶は無いそうで、どこかで駐車した際に当て逃げされてしまったようです。
バンパー右角の傷以外にも全体的に飛び石による傷も多くなってきた事もあり、この際なのでフロントバンパー1本全面の修理塗装をする事になりお車をお預かりしました。
フロントバンパーを取り外し右角の傷を削ると、バンパーの素材自体にまで亀裂が入っていました。
この様な僅かな亀裂も見落としてしまうと、塗装後にその亀裂が浮き出てきてしまいますので、細心の注意が必要です。
裏側も確認すると、ちょうどバンパーから繋がるエアダクトの付け根の接着部分が少し剥がれかけていました。
剥がれかかった部分は強力なパネルボンドで接着固定します。
表面側の亀裂には樹脂用の接着剤を使い亀裂を埋めます
傷を削った周辺の凹凸にはパテを付けて成形します。
フロントバンパー全体的に付いた飛び石傷は、サンダーで丁寧に削り落とします。
フロントバンパー全面にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールし赤外線ヒーターで充分に加熱乾燥させます。
プライマーサフェーサーを平滑に研ぎ上げ、ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブース内で、熟練の塗装職人がフェラーリ612スカリエッティの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
エアダクト内部や左右下部のスポイラー部分は、オリジナルと同様に艶消しのブラックで塗り分け塗装します。
フロントバンパーにグリル他取り外した付属部品を元通りに組み付け、室内清掃・洗車・最終仕上げ磨きをしてフェラーリ 612スカリエッティのバンパー修理塗装は完了です。
今回のフェラーリ612スカリエッティの修理費用は、作業工賃が220,320円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにフェラーリ612スカリエッティのバンパー修理塗装をご依頼いただき、誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったフェラーリ612スカリエッティを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。