東京都大田区にお住いのお客様より、アウディ TTの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
停車しているトラックにアウディ TTの左後部をぶつけてしまい、車両保険を使い修理する事になりました。
今回の損傷は、左クォーターパネルとリアバンパー左角、リアホイールの3箇所になります。
クォーターパネルのアーチ部は僅かにへこみがありましたので、塗膜を削り丁寧に板金します。
できる限り元通りに板金し、仕上げはパテを付けて綺麗に仕上げます。
この時点で塗装作業の妨げになるサイドステップカバーやクォーターガラス等を取り外しておきます。
パテを付けた部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールし赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
リアバンパーの傷をサンダーで削り、クォーターパネル同様にプライマーサフェーサーを塗装します。
駐車センサー等のバンパーの付属部品も外してあります。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がアウディ TTの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
このアウディ TTのボディーカラーは白のメタリックの為、僅かな色の差異も出来ない様に隣接するドアパネルへの色合わせの為のボカシ塗装をしました。
ホイールは今回保険会社からは交換を認められておりました。
しかし、このアウディ TTは以前にお客様のご要望で当社でメッキ調のガンメタリックに塗装をさせていただいておりました。
したがって、新品ホイールに交換しても1本だけ違う色になってしまうので、修理塗装で対応する事になりました。
ホイールを車体から取り外し、傷をサンダーで削りプライマーサフェーサーを塗装します。
メッキ調塗装はここからの工程が通常のカラーとは異なります。
先ずは下色の黒を全面に塗装します。
通常のカラーではこの後トップコートのクリアー塗装をして塗装工程の完了で、黒色のホイールの完成となります。
メッキ調塗装の場合、この下色の黒の上に特殊なシルバーを塗装します。
この特殊なシルバーは下色が透けて見える様な塗料で、塗り重ねる回数次第で色合いが変化するので、他のホイールの色合いを確認しながら慎重に塗装する必要があり、難易度の高い作業で塗装料金も割高となっております。
取り外していた各部品やホイールを車体に取付け、電装部品の作動チェック・室内清掃と最終仕上げ磨きをしてアウディ TTの板金塗装 修理は完了です。
今回のアウディ TTの保険会社との協定修理費用は、部品代39,787円と作業工賃426,600円の合計466,387円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにアウディ TTの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったアウディ TTを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。