神奈川県鎌倉市にお住いのお客様より、アウディ A6ハイブリッドの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様によると奥様がお買い物から帰って来た際に、自宅ガレージの柱にアウディ A6ハイブリッドの右リアをぶつけてしまったそうです。
当初ご自分で直そうと缶スプレーを買ってきて塗装してみたそうですが、なかなか上手くはいかなかったそうで綺麗に修理し直して欲しいと依頼され、自費修理としてお車をお預かりしました。
今回のアウディ A6ハイブリッドの作業方針は、お客様が塗った塗装を剥がし右クォーターパネルは板金修理及びプレスラインから下側の塗装とリアドアへの色合わせの為のボカシ塗装、リアバンパーは取り外して右角の部分塗装と言う内容になります。
まずはクォーターパネルのアーチ部分のへこみを板金修理します。
板金修理部分に僅かに残る凹凸にはパテを付けて綺麗に成形します。
取り外したリアバンパーの右角の傷を研磨紙で削り落します。
クォーターパネルの板金修理部分とリアバンパーの傷を削った部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がアウディ A6ハイブリッドの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
今回のアウディ A6ハイブリッドには、クォーターパネルにもリアドアにも丁度良い位置にプレスラインがあった為、上手くプレスラインから下側だけを塗装する方法が採れ、塗装範囲を狭めたり脱着部品を減らし作業費用を抑える事が出来ました。
リアバンパーを塗装のしやすい高さの台にセットし、ボディ同様に熟練の塗装職人が部分塗装の方法で丁寧に塗装します。
リアバンパーは右角の僅かな傷だったのに何故この様な広い範囲での塗装になったかと言うと、1つは部分塗装で塗り分けをするポイントはどこでも良い訳ではなく、プレスラインやパネルの細い部分が望ましい為と、もう1つは色の差異を分からなくする為に調色して作った色を徐々にグラデーションさせて塗装するのですが、お車の塗装色によっては少し広めの範囲で塗装しないと色むらが出来てしまう為です。
塗装作業完了後、取り外していたリアバンパーを元通り組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてアウディ A6ハイブリッドの板金塗装 修理は完了です。
今回のアウディ A6ハイブリッドのお客様はご自分で塗装修理を試みてからお持ち込みいただきました。(写真は最初の損傷状態です)
結果的にはどちらにしても上記の様な作業内容にはなっていたと思いますが、元々の損傷の状態次第では手を加える事によって作業範囲が余計に広く必要になってしまい、手を加える前に比べ修理費用が高額になってしまうケースも多々ありますので、ご自分で修理や塗装をなさろうとして、手を加えてしまう前にご相談いただく事をお勧めいたします。
今回のアウディ A6ハイブリッドの修理費用は、作業工賃が141,680円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにアウディA6ハイブリッドの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったアウディ A6ハイブリッドを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。