ポルシェ ボクスターS ドアパネル板金塗装 修理事例

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東京都世田谷区にお住いのお客様より、ポルシェ ボクスターSの板金塗装を依頼されましたので、事例をご紹介します。

狭い道で急な左カーブがあり、そのままでは曲がれないので、車を一旦右に振ってから曲がろうとしたところ、道路右側にあった電柱にポルシェボクスターSの右側面をぶつけてしまいました。

右のドアパネル、リアフェンダーの広範囲な凹みを主として、ドアミラー、サイドステップ、リアバンパー、さらには右リアのホイールにもダメージがあります。

一見して修理金額が高くなりそうなので、お客様が加入している車両保険を使って、妥協なく丁寧に修理してほしいとのご要望でお車をお預かりしました。

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ドアパネルは凹みが広範囲で、保険修理ということもあり、新品パネルに交換しました。リアフェンダーの凹みも広範囲でしたが、リアフェンダーはドアのようにボルトで固定されているのではなく、ボディーに溶接で取り付けられているので、むやみにパネルを交換することは好ましくありません。

付属品をすべて取り外し、時間をかけてじっくり丁寧にパネルを元通りの面に板金して復元させます。新品のドアパネルを車体に取り付け、立て付けを確認しながら作業を行います。

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板金での面出しが済むと、パテを薄く付け、充分に乾燥させてから平滑に研いで仕上げます。

その後板金した部位にプライマーサフェーサーを塗装し、加熱乾燥でしっかり硬化させます。

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ホイールハウスにも損傷が波及していたので、板金で修理します。

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チッピングコートを塗布して乾燥させます。

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ポルシェボクスターのホイールハウスと同じ色を調色し、塗装します。

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ロッカーパネルにもチッピングコートを塗布します。

ポルシェ ボクスター独自のチッピングコートの質感を出すため材料、吹付けるためのスプレーガンを厳選し、塗布面とスプレーガンとの距離、ガン運びなどを調整して今回ダメージを受けていない左側との差異が出ないように仕上がりに注意を払って作業します。

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ドアの裏吹きと呼んでいる工程です。ドアの内側は見た目は決して綺麗ではなく、中途半端に色が染まったような感じになっていますが、ポルシェの元々のドアの裏側がこのような仕上がりになっているので、同じ雰囲気を再現させます。
パワーウインドウやガラスが取りつき、トリムが取り付けられてしまえば、オーナーさんの目に留まる場所ではないのですが、忠実に元の状態を再現させるよう心掛けております。

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リアバンパーには変形は見受けられず、コーナーが傷ついていいただけですので、サンダーで傷を削り落としサフェーサーを塗装してシールします。

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今回の事故とは関係ありませんが、リアバンパーの左側にも傷が着いていましたので、これらも一緒に修理して差し上げました。

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アルミホイールは傷が軽微で、今回の事故以前に着いていた傷のほうがむしろ大きいということで、保険会社が簡易的な部分修理なら塗装費用を支払いますと修理条件をつけられてしましました。

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なので、リムの半分くらいを塗装しました。それでも元から付いていた傷もすっかりきれいに直りました。

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ボディーの塗装工程です。車体を塗装ブースに入れてごみやほこりをシャットアウトさせます。

輸入車の塗装に精通した熟練の塗装職人がポルシェ ボクスターオリジナルの塗装肌を忠実に再現させます。

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リアバンパーも古い傷も手直しし、新品バンパーのような塗装の出来栄えです。

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ドアミラーも分解して塗装します。

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ドアハンドルも塗装します。

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ポルシェ ボクスターSの板金塗装作業完了です。

何事も無かったかのように、どこをどう修理したかわからないように丁寧にお直し致しました。

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保険会社との修理協定金額は税込827,977円(部品248,503円、工賃579,474円)となりました。

時間がかかってもいいからとにかく丁寧に直して欲しいとおっしゃっていたオーナー様ですが、お引渡しの際、板金塗装が完成したポルシェ ボクスターSをしげしげとご覧になり、仕上がりに大変ご満足いただけました。

元通りきれいに直ったポルシェ ボクスターS,これからも大切になさってください。このたびはインターパシフィックに板金塗装をご依頼くださり誠にありがとうございました。

ボルボV70 リアドア板金塗装 修理事例

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ボルボV70の板金塗装事例をご紹介します。

自宅の駐車場からボルボを出庫させる際、ポリバケツを巻き込んでしまい、左のリアドアとリアフェンダーの下部を傷つけてしまいました。
お車を拝見したところ、リアドアの下のほうはへこんでいましたが、リアフェンダーは凹みがなく、黒く傷のようになっていましたが、塗膜が削れているわけでもないので、磨きだけできれいになりました。

リアドアだけの板金塗装でしたので、自費できれいに直してほしいとのご要望でボルボV70をお預かりしました。

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まずはドアの凹みを板金し、極力元の面の状態に戻します。

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パテを薄く付け、充分に硬化させてから、研ぎあげます。

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サフェーサーを塗装し、板金した部分をしっかりとシールします。

塗膜を赤外線ヒーターで加熱乾燥させ、しっかり硬化させます。

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サフェーサーが硬化したら、耐水ペーパーを用いて塗膜を平滑に研ぎあげます。

同時にパネル全体も研ぎこみ、塗装の密着がよくなるように仕上げます。

塗装する表面を入念に脱脂し、マスキング作業を行います。

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塗装ブースの中でごみやほこりが付かないように注意を払い、ボルボ独自の塗装肌を忠実に再現させます。
塗膜を加熱乾燥によってしっかり硬化させた後、磨き作業を行います。

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ボルボV70の板金塗装作業完了です。

何事も無かったかのように元通りに直りました。

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修理費用は税込94、710円となりました。

このたびはインターパシフィックにボルボV70の板金塗装をご依頼くださり、誠にありがとうございました。

プジョー 308 リアフェンダー板金塗装 修理事例

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川崎市宮前区にお住まいのお客様よりプジョー308の板金塗装を依頼されましたので、ご紹介致します。

普段から通り慣れた道だったのですが、その日は雨で視界が悪く、右折の際にブロック塀を巻き込んでプジョー308の右リアドアとリアフェンダーを擦ってしまいました。

自費での修理となりますが、キチンと直して欲しいとのご要望でお車をお預かりしました。

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ドアハンドルにも傷が付いています。

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ドアハンドルやモールなどの付属品を取り外し、板金作業を行います。

今回の場合ではスタッド溶接機を用いて、引出し板金を行いますが、できる限り元通りのパネルの状態にまで復元させます。

その後の工程でパテを付けますが、パテはなるべく薄く抑えたいのです。

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パテはヨーロッパ製の物を使用しています。

パテにも色々種類がありまして、研ぎ易くて作業性に優れたパテが多く出回っておりますが、

研ぎ易い=柔らかい=パテ痩せが起き易い、なので研ぎ難くて硬い、パテ痩せが起き難いパテを厳選して使用しています。

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パテ研ぎが終わるとプライマーサフェーサーを塗装して板金した部位をシールします。

塗膜にヒーターでしっかり熱をかけ、硬化させます。

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今回のプジョー308はちょうどリアドアとリアフェンダーの境目辺りに損傷を負っていたので、ドアを開けたロックピラーと呼ばれる部分にも少しダメージがありました。

外板パネルを塗装する前にインナーパネルの塗装を済ませておきます。

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ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースの中で、輸入車の塗装に精通した熟練の職人がプジョーのオリジナルな塗装肌を忠実に再現させます。

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ドアハンドルも塗装します。

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完成です。

何事も無かったかのように、プジョー308はすっかり元通りになりました。

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修理費用は199,605円(税込)となりました。

このたびはインターパシフィックにプジョー308の板金塗装をご依頼くださり、誠にありがとうございました。

ポルシェ997 カレラS カブリオレ コーティング施工事例

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ポルシェ 997 カレラS カブリオレのボディーガラスコーティング施工事例をご紹介します。

前回コーティングを施工してから2年程経ち、ボディー全体に小キズも目立ってきたので、オーナー様は再度ポルシェにコーティングを施工してもらおうと思ったそうです。

ただ、前回コーティングを施工してもらった店は引越してしまったため、インターネットで検索しているうちにインターパシフィックの焼付コーティングと完璧主義のキャッチコピーが目に留まったそうで、ポルシェのコーティング施工をご用命くださいました。

洗車、ホイール洗浄、鉄粉除去、室内清掃などの下準備を終えると、ボディーの磨き作業を行います。

カラーベースや素地に達していない、クリア層で止まっている浅い傷は全て磨き落とし、新車時の塗装の艶を復活させます。

塗膜の状態に応じてポリッシャー、バフ、コンパウンドの組合せを変えて数工程の磨きを入念に行います。

コーティング施工で一番手間がかかるのはこの磨き作業です。全体の8割位の時間が磨き作業に費やされます。

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ボディーがピカピカに磨き上がったら、いよいよコーティング剤を塗り込みます。

今回は防汚、水切れ性に優れた排水型のガラスコーティング剤を使用しました。

施工後のメンテナンスもお客様ご自身で楽に行える、ご好評頂いているガラス系コーティングです。

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コーティング剤を塗り込むと液剤が乾いて、被膜が定着していきます。

同時に余剰成分は揮発して表面に浮かび上がってきて、汗をかいたようになってきます。

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気温にもよりますが、数十分経過すると、表面は乾いて艶がすっかり引けた状態になります。

この状態になったら、専用のクロスで丁寧に拭き上げます。

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コーティング作業が完了したら、ポルシェを塗装乾燥ブースに入れて、バーナーを点火させます。

15分もすると、ブース内の温度は60℃になり、1時間しっかり加熱乾燥を行います。

こうすることで耐久性の高い、ガラスコーティング被膜が完成します。

このたびはインターパシフィックにポルシェ カレラSカブリオレのボディーガラスコーティング施工をご依頼頂き、誠にありがとうございました。

艶艶によみがえったポルシェ、どうぞ大切にお乗りください。

 

アウディ RS4アバント コーティング施工事例

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アウディ RS4アバントのコーティング施工事例をご紹介します。

以前所有されていたアウディも当社でコーティングを施工させて頂きましたが、今回素敵なアウディ RS4アバントの新車に買い替えられたので、リピートでコーティングのご依頼を頂きました。ありがとうございます。

さて今回は新車のボディーガラスコーティング施工ですので、少し裏話し的ですが、新車の磨き作業の重要性についてご説明します。

 

新車のコーティングの場合、その施工は何年も長持ちする、ワックス不要な高価なガラスコーティング剤を塗布するだけだと思っておられるお客様も多いかと思います。

なかにはディーラーさんでさえ新車のコーティングをその程度にしかとらえていない事もあるようです。新車で傷もなく艶もあるからササッと磨いてコーティング剤を塗り込む、それが新車のコーティング施工なのだと。

でも実は新車でも磨き作業はとても重要で、しっかり手間をかけなくてはいけない作業なのです。

アウディのような輸入車の場合は輸送中の塗装保護の為にボディーにプロテクションフィルムが張られて日本に入って来ます。お客様に納車される時点ではフィルムは剥がされているのですが、けっこう糊がボディー側に残ってしまっているんです。

また、国産車の場合はメーカーや車種によりますが、生産された新車をモータープールで保管している間に降雨などで塗装にシミが付くこと等を防止するため、ガードワックスがボディーに塗られています。

輸入車でも海上輸送中の塩害防止やストックヤードでの雨染み防止等の為にガードワックスが使われるケースもあります。

これもお客様に納車される時点ではきれいに除去されているのですが、完全に取りきれていないことが多いのです。

糊やガードワックスは車の色によっては目視では判りにくく、見落とされていることも多いと思います。

輸入車に貼られたプロテクションフィルムの糊や国産車に塗られたガードワックスは入念に専用の溶剤で拭き落とし、その後しっかりとポリッシャーを使ってコンパウンドで磨き上げなくては取りきれないんです。

実際、今回のアウディーRS4アバントはとても良いボディーコンディションでしたが、それでも所々糊が残っていました。

 

さて当社の作業工程としては、洗車でボディーを洗浄してからシリコンオフという溶剤でプロテクションフィルムの糊をしっかり落とします。

それから数種類のバフとコンパウンドを使って、ポリッシャーでアウディRS4アバントのボディを入念に艶艶に磨きあげます。

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磨き作業が終わると、コーティング液をボディー全体にムラなく塗り込みます。

コーティング剤の塗り込みが終わると、そのまま数十分待ちます。

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するとコーティング剤が乾いて艶が引けたような状態になってきます。この状態になるとコーティングの被膜はしっかり定着し、余剰分だけが揮発して表面に浮かび上がっています。

これを専用のクロスで丁寧に拭きあげると完了です。

今回のアウディRS4アバントには水切れ性に優れた排水型のガラスコーティングを施工させて頂きました。降雨後の水切れが良いので、撥水性のコーティングにと比べ雨染みになりにくく、濃色のお車には最適です。

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最後はアウディを塗装・乾燥ブースに入れて60℃×1時間の焼付乾燥を行います。

コーティング被膜に熱を加えると持続性に優れた強固な被膜が完成します。

施工後のお手入れは、納車時にお渡ししているメンテナンスコンディショナーを定期的にお使い頂ければ、長期にわたってコーティングの効果が持続します。

このたびはアウディ RS4アバントのボディーガラスコーティングをご用命頂き、誠にありがとうございます。

きれいなコンディションで大切にお乗りください。

 

 

マセラティ クアトロポルテ リアフェンダー板金塗装 修理事例

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マセラティ クアトロポルテの板金塗装修理事例をご紹介します。

自損事故により、右リアドアからリアバンパーにかけて側面をぶつけてしまいました。

生憎、車両保険をかけていなかったので、自費でのご修理となってしまいました。

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自費での板金塗装修理ではありますが、キチンとしたクオリティーで仕上げて欲しいとのご要望でマセラティをお預かりしました。

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リアドアとリアフェンダーは板金で問題無く修理できるのですが、リアバンパーはめくれて完全に反り返ってしまっているので、交換せざるをえません。

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アルミホイールもリムやスポーク部分の傷が深く修正が困難なため、取替が必要です。

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リアドアとリアフェンダーは、板金でできるだけ元通りに鉄板を修復します。

ホイールアーチ部も慎重に板金しました。

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パテを薄付けして平滑に研いで仕上げます。

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2液硬化型のプライマーサフェーサーを塗装し、板金した部位をしっかりとシールします。

塗面を充分に加熱乾燥させ、サフェーサーをしっかり硬化させます。

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リアバンパーは調べたところ、リサイクルパーツで同じ色のバンパーを見つけることができたので、それを調達しました。

新品では12万円程するところ、半値近くで入手することができました。最終的な修理品質には影響もなく、修理費用も抑えられるので、自費での修理の場合には、お客様とも相談しながら、リサイクル部品は積極的に活用しています。

今回はとても程度の良いバンパーが手に入りました。

しかし同じ色とは言え、所々に傷もあったので塗膜をサンダーで削り落としました。

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バンパーにもプライマーサフェーサーを塗装します。

外板パネルの塗装の前にロックピラーの塗装を済ませます。

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サフェーサーを水研ぎで仕上げ、マスキングと脱脂を行い塗装に備えます。

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塗装ブースの中でゴミやホコリが付かぬよう細心の注意を払い、熟練の塗装職人がマセラティ クアトロポルテのオリジナルな塗装肌、質感を再現させます。

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板金塗装作業完了です。何事も無かったかのようにマセラティ クアトロポルテはすっかり元通りに直りました。

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このたびはインターパシフィックにマセラティ クアトロポルテの板金塗装をご依頼頂き、誠にありがとうございました。

レクサス IS250 リアフェンダー板金塗装 修理事例

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自損事故で右リアフェンダーを酷くぶつけてしまったレクサス IS250の板金塗装事例をご紹介します。

リアバンパーも変形しており、お客様の車両保険を使って修理させていただくことになりました。

お客様は3年毎にお車を買い替えていらっしゃるそうで、今回の修理でリアフェンダーを交換すると事故歴車になって下取り査定が安くなってしまうので、判らないように板金で丁寧に修理して欲しいとのご要望でした。

修理内容はリアフェンダーの板金修理、テールランプ、リアバンパーの取替となります。

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リアフェンダーは単に酷く凹んでいるというだけではありません。

トランクとの間が明らかに開いてしまっています。

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ダメージを受けていない左側と比べると一目瞭然です。

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トランクルーム内のトリムも飛び出して変形しています。

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リアフェンダーは裏側に手が入るので、裏から丁寧に板金してパネルを復元させていきます。

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できるだけ元通りの面が出るまで、一切妥協はありません。板金職人の腕の見せ所です。

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最終的にはパテを薄付けして面を平滑に整えます。

後々パテ痩せをおこさないように、材料も厳選したヨーロッパ製のものを使用しております。

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色の差異を解消するため、リアドアまで塗装する必要があるので、ドアハンドルやモールなど塗装の邪魔になる外装部品を取り外します。

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リアフェンダーにプライマーサフェーサーを塗装し、板金面をシールします。

この後、赤外線ヒーターでパネルを加熱乾燥し、サフェーサーを完全硬化させます。

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リアフェンダーを板金したことによって、パネルの裏側にはご覧のように板金作業の痕跡が残ってしまいます。

表側をいくら綺麗に板金しても、トランクトリムを外して裏側を覗けば大きなへこみを板金で修理したということは一目で判ってしまいます。

裏側まで修理する板金塗装工場はほとんど無いというのが実情です。なぜかと言うとこうした作業は保険会社にとっては現状復帰の範疇を越え、謂わば過剰修理ということで工賃を認めてくれないからです。

でもインターパシフィックはこういう目の届かない所の修復にも拘っています。

もし自分がお客様の立場で自分の愛車のこの状態を目にしたら、いくら表側が綺麗に直っていても、いくら保険会社が費用を認めてくれないと言われても、なんか手抜き修理されたような嫌な気持ちになりますものね。

 

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傷をきれいに削り落とします。

 

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養生して元の雰囲気になるように塗装します。

こうしておけば、トランクを開けてトリムをはずして覗きこんでも違和感は無いかと思います。

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いよいよレクサス IS250の外板パネルの塗装です。3コートのホワイトパールですので、難易度の高い塗装作業となります。

ゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中で、熟練の塗装職人がレクサス IS250のオリジナルな塗装肌を忠実に再現させます。

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リアフェンダーはパネルの切れ目となるフロントピラーの先端まで塗装します。

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レクサス IS250の板金塗装修理の完成です。

何事も無かったかのように、事故の痕跡を残さぬように丁寧に仕上げさせていただきました。

 

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保険会社との修理協定金額は税込み322,592円(工賃187,310、部品135,282円)となりました。

このたびはインターパシフィックにレクサス IS250の板金塗装修理をご依頼頂き、誠にありがとうございました。

フォルクスワーゲン ポロ(VW Polo) コーティング施工事例

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埼玉県にお住まいのお客様よりフォルクスワーゲン ポロのコーティングを依頼されましたので、ご紹介します。

新車で購入して納車間もないフォルクスワーゲン ポロですが、停車しているところを他の車にぶつけられ、右後側面を傷付けられてしまいました。

大きな凹みはありませんが、リアドア、リアフェンダー、リアバンパーにダメージを受けました。

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100%被害事故なので、相手の対物保険で完璧に修理して欲しい、そして修理完成後にボディーのコーティングを施工して欲しいというご依頼でした。

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新車同然のお車で、今後長い年月お乗りになるわけですので、細心の注意を払って板金塗装作業を行いました。

ゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中でフォルクスワーゲン本来の塗装肌を忠実に再現し、強制加熱乾燥で溶剤を充分に揮発させ塗膜をしっかり硬化させます。

板金塗装後のコーティングで塗装に悪影響が出ないよう、時間をかけて塗膜を硬化させます。

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板金塗装作業が終わると、きれいに洗車し、磨き作業に入ります。細かな傷でも良く見える特殊な光源をボディーに当てて、入念な磨きを行います。

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塗膜の状態や傷の深さや多さによって使うポリッシャーも異なりますが、インターパシフィックで主に使用しているのは空圧で回転するエアーポリッシャーです。

一般にエアーポリッシャーはパワー不足で研磨作業には不向きと言われています。そのため使われたとしてもせいぜい最終の艶出し磨き程度です。

塗膜をしっかり研磨するにはトルクの高い電動のポリッシャーを使うのですが、このエアーポリッシャーだけは別格です。

トルクと回転数が電動ポリッシャー並みに高いので、しっかり磨けますし、偏芯した回転動作をするためバフ目(ポリッシャーの回転によって生じる傷)が付きにくく、オーロラのようにギラギラしたバフ目も付かないので黒や赤などの濃色車でも安心して磨く事ができます。

バフやコンパウンドを数種類使い分け、フォルクスワーゲン ポロを艶艶に磨き上げていきます。

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磨きと下処理が終わるとコーティング剤を塗り込みます。今回は水切れの良い排水型のガラスコーティングで施工しました。

画像のように表面が白濁した状態になるまで時間を置いて乾燥させます。この状態になると余剰成分は揮発して表面に浮かび上がり、被膜はボディーにしっかり定着しています。

塗膜に傷を付けない専用のクロスで拭き上げます。

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コーティングの仕上げは加熱乾燥です。車を塗装・乾燥ブースに入れて室温を60℃に加熱します。

なぜ60℃かと言いますと、それ以上高温だとゴム類や樹脂パーツに変形などの悪影響がでる恐れがあるからです。

室温60℃に保たれたブース内で1時間しっかり乾燥させると、耐久性に優れたコーティング被膜が完成します。

ガラス系のコーティングは施工後に強制的に加熱乾燥させるかどうかで性能に差がでると言われています。

塗装でも充分に加熱した塗膜とそうでない塗膜では性能に歴然とした差が出ます。コーティングの被膜も化学反応によって生成されるわけですから、当然と言えば当然です。

今回のフォルクスワーゲン ポロは、新車で購入して日が浅いのにぶつけられ、お客様も大変がっかりされておりました。

少しでもお気持ちが和らげられればと思い、できる限り丁寧に仕上げさせていただきましたので、どうか大切にお乗りください。

埼玉県からわざわざご来店くださり、インターパシフィックにお車の修理とコーティングをご依頼頂き、誠にありがとうございました。

 

メルセデスベンツ CLS550 板金塗装 修理事例

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東京都中野区にお住まいのお客様よりメルセデスベンツ CLS550の板金塗装を依頼されましたのでご紹介します。

実はこのベンツ、当社で板金塗装とボディーコーティングの施工をさせていただき、ピカピカな状態でお引き渡しさせていただいたのですが、それからたった3日で被害事故に遭われてしまい、再度お預かりさせて頂くことになってしまいました。

交差点で信号待ちをしていたところ、右車線にいた車がハンドルを切り、後方から接触してきたそうです。

リアバンパーからフロントドアまで、右側面に損傷を負ってしまいました。

止まっていたところをぶつけられたわけですから、当然相手の対物保険を使ってのご修理ということになりました。

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擦るように広い範囲でダメージを受けています。

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リアバンパーの端のほうも

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アルミホイールも傷付いています。

今回の場合、アルミホイールは新品交換になります。

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リアドアは取り替えるほどのダメージではなかったのですが、広範囲な板金修理となりました。

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リアフェンダーはホイールアーチ周辺を板金しました。

できる限り元通りの面に近づけるよう、手間をかけて丁寧に板金しました。

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パテを薄く付け、面を平滑に研いで仕上げます。

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二液硬化型のサフェーサーを塗装して板金した面をシールします。塗装時の色の染まりを良くするため、今回は黒色のサフェーサーを使用しました。

充分に加熱乾燥した後、水研ぎを行い、わずかな凸やひずみを取り除きながら平滑に仕上げます。

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リアバンパーは傷を削り落とし、ボディー同様サフェーサーを塗装します。

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塗料をしっかり密着させるため、塗装する面はすべて耐水ペーパーで研ぎ込みます。

そして最終的な研ぎ作業が終わると、ベンツを塗装ブースに入れてマスキングと脱脂洗浄を行い、塗装作業に備えます。

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リアバンパーもボディー同様しっかり水研ぎを行います。

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塗装作業はゴミやホコリを完全にシャットアウトした塗装ブースの中で行われます。

輸入車の塗装に精通した熟練の塗装職人がメルセデスベンツ本来の塗装の肌や質感を忠実に再現させます。

塗装が終わると塗装ブースを乾燥モードに切り替え、室温を60℃~65℃に設定し1時間の加熱乾燥を行います。

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今回のベンツCLS550の塗装のトップコートには耐擦傷性を向上させたナノ粒子クリヤーが塗装されていました。

ナノクリヤーが塗装された車は、カラーコードの前に”C”が追加されているので車体に貼られたコーションプレートを見れば判別できます。

このナノクリヤーの特徴は、直径100万分の1mm以下の微小なセラミック粒子を組み込むことで極めて高硬度の塗膜となり、耐スリ傷性が向上し塗膜に傷が付きにくくなります。そのため、車の補修塗装を行う際もそれに対応した塗料を使用する必要があります。

インターパシフィックではメルセデス ベンツの純正指定塗料に認定されているSTANDOX(スタンドックス)を使用しております。STANDOX(スタンドックス)は世界NO.1のメーカー承認数を誇る塗料でベンツ以外にもBMW,ポルシェ,アウディなど多くの輸入車のメーカー承認を受けた塗料です。

今回トップコートで使用するクリヤー塗料はSTANDOXスタンドクリルVOCプラチナクリヤーです。

大変高価な塗料で、普通のクリヤー塗料の2~3倍の価格です。耐スリ傷性塗料で塗膜硬度が高いので、塗装後の磨き作業も困難を極めます。

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バンパーのトップコートにはナノ粒子クリヤーは使われていません。

ただ樹脂製のバンパーは柔らかいので、塗装の割れなどを防ぐ目的でクリヤー塗料に硬化剤と一緒に軟化剤を混ぜて塗装します。

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パークトロニックセンサーのカバーも塗装します。

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板金塗装作業完了です。すっかり元通りになりました。

この後、コーティングの再施工を行うのですが、お引き渡しから3日後の被害事故です。

塗装したパネルのみならず、全体的に再度コーティングを施工しました。

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保険会社との修理協定金額はホイール交換やコーティング費用含め、税込み811,702円(工賃499,380円、部品312,322円)となりました。

このたびは東京都中野区よりお越し下さり、メルセデスベンツCLS550の板金塗装修理をご依頼くださり誠にありがとうございました。

今回はとんだ災難でしたが、元通り綺麗になったCLS550を大切にお乗りください。

 

 

ホンダ オデッセイ 板金塗装 修理事例

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ホンダ オデッセイの板金塗装修理事例をご紹介します。

病院の駐車場から出庫する際、縁石を巻き込んでしまい、左のロッカーパネルを酷くへこませてしまいました。

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損傷は激しく、板金で修理できるレベルではありません。

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残念ながらパネルを交換する他、選択肢は無い状態です。

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ロッカーパネルが下から突き上げられた格好になったため、リアドアの下部と接触し少しダメージがありました。

今回はお客様の車両保険を使って品質最重視でオデッセイを修理しましょうということになり、お車をお預かりいたしました。

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ロッカーパネルの交換修理のためには二つの部品が必要でした。画像の白枠部分をよく見ると分割されているのが判るかと思います。左側がサイドシルパネル、右側がアウトサイドパネル(クォーターパネル)という名称でそれぞれ部品供給されています。

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交換が必要なのはこの部分です。

アンダーコートやシーラーをそぎ落とし、ダメージの酷い箇所の溶接をドリルでもんで剥がし、切断します。

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むやみに広い範囲を切ったり貼ったりするのは好ましくありませんので、必要最小限の範囲をカット交換します。

板金で対処できる部分は凹んだ所にワッシャーを溶植し、スライディングハンマーで引出して面出しします。

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ワッシャーを何度も溶植し直し、繰り返し面出しを行います。

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板金が済むと、必要部位だけをカットしたパネルをボディーに仮合せします。

赤枠がサイドシルパネルからカットしたもの、白枠がアウトサイドパネルからカットしたものです。

バイスやクランプで固定し、スポット溶接機やミグ溶接機を使用してしっかり溶接します。

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溶接が終わると、溶接のビードをベルトサンダーで削り平滑に仕上げます。

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溶接の継ぎ目や板金した部位にパテを付けます。

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充分に乾燥させ、パテが完全に硬化したら研いで仕上げます。

 

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二液硬化型のプライマーサフェーサーを塗装し、シールします。

加熱乾燥で完全に硬化させます。

 

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元々の状態と同じようにシーラーを塗ります。

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サイドシルにアンダーコートを塗布します。

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内板パネルを塗装します。

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外板の塗装です。塗装ブースの中でゴミやホコリが付着しないように細心の注意を払い、ホンダ オデッセイの塗装肌を再現させます。

国産車全般に言えることですが、特にホンダ車の塗装肌は輸入車と比べて肌が粗いので、意図的に同じ肌を作るのは意外と難しいのです。

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損傷部位もご覧の通り綺麗に塗装できています。

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ホンダ オデッセイの板金塗装修理が完成しました。

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あれだけ酷くつぶれていたロッカーパネルがご覧の通り、何事も無かったかのように元通りに修復できました。

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保険会社との修理協定金額は税込み362,964円(工賃274,648円、部品88,316円)となりました。

このたびはインターパシフィックにホンダ オデッセイの板金塗装修理をご依頼頂き、誠にありがとうございました。

アウディ A5 コーティング施工事例

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アウディA5のコーティング施工事例をご紹介します。

自損事故で車を傷付けてしまったため、車両保険を使って修理したいとのご依頼でアウディA5をお預かりしました。

また板金塗装修理と同時にボディー全体をピカピカに磨き上げ、ガラスコーティングをかけて欲しいとのオーダーも頂きました。

左のサイドステップを中心としたダメージを板金で修理した後、塗装ブースの中でアウディA5本来の塗装肌を忠実に再現させます。

事故の痕跡を残さぬよう細心の注意を払い、何事も無かったかのように修理致しました。

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板金塗装作業を終え、アウディA5のコーティング作業に入ります。洗車、鉄粉除去を行ってからボディーの磨き作業を行います。

数種類のポリッシャー、バフ、コンパウンドをそれぞれ使い分け、ボディーの傷をしっかり磨き落とし、艶艶に仕上げていきます。

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磨き作業が済むと、コーティング剤の塗り込みです。

今回は、雨の後ボディーに水滴が残りにくい、排水性に優れたガラスコーティング剤を使用しています。

コーティング剤を塗ってしばらくすると表面が乾燥し艶が引けたような感じになってきます。

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余剰成分が揮発し、コーティングの被膜がアウディA5のボディーにしっかり定着するのを待ちます。

被膜を充分に定着させてから、ボディーを拭き上げます。

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最後の仕上げは「焼付」です。ピカピカに仕上がったアウディA5を塗装・乾燥ブースに入れて60℃×60分の強制加熱乾燥を行います。

コーティング被膜を加熱すると、被膜の硬化が促進され、常温での自然乾燥に比べ耐久性に優れた被膜が形成されます。

板金塗装で何事も無かったように元通りになり、ボディーガラスコーティングで新車以上の艶艶ボディーに仕上ったアウディA5、大切にお乗りください。

このたびはインターパシフィックに愛車の板金塗装修理とコーティングをご依頼頂き、誠にありがとうございました。

 

フィアット アバルト500 板金塗装 修理事例

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フィアット アバルト500の板金塗装修理事例をご紹介します。

ボディーのあちこちがへこんだり傷付いたりしているので、この際まとめて修理したいとのことで板金塗装を依頼されました。

それぞれが別事故ということもあり、保険は使わず自費での修理ということでお車をお預かりしました。

修理箇所の一つは左のドアパネルです。お車の色がホワイトパールで、塗膜が剥がれたり鉄板の素地が見えたりしていないので、画像ではヘコミが判りにくいと思いますが、かなり広範囲にへこんでいます。

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もう一つの修理箇所はフロントバンパーです。

飛び石による傷が目立つようになったため、オーナー様ご自身でタッチアップをしたそうなのですが、上手くできず、ずっと気になっていたそうです。

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三つ目の修理箇所は左のサイドステップカバーです。全体に傷や変形があります。

それではフィアット アバルト500の3箇所の修理工程をご紹介していきます。

 

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先ずは左のドアパネルのです。ミラーやドアハンドル、モールなどの外装品を取り外し、板金を行います。へこみやひずみが広範囲なためご覧の通りパネルの半分以上の面積の板金が必要でした。

できる限り元々の鉄板の状態に面出しを行い復元させます。

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パテを付け、硬化させた後平滑に研ぎ、板金では取りきれない僅かな凹みやひずみを取り除きます。

後になってパテ痩せなどの不具合を起こさぬよう、厳選したパテを使い、極力薄付けで仕上げます。

今回のように大きな面積の板金の場合には特に注意が必要です。

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パテを付けたり、塗膜を削り落とした状態のパネルに色やクリアコートをダイレクトに塗装することはできません。塗料を吸いこんでしまい、艶もでないしパテを付けた後がくっきり判ってしまいます。

そのためプライマーサフェーサーを塗装し、ドアパネルをしっかりシールします。

充分に加熱し、強制的に乾燥させてサフェーサーを硬化させます。

その後サフェーサーの塗膜を研いで、この時点では目視で絶対判らない、パテ研ぎでは取りきれない、極々わずかな凸やひずみを熟練職人の手の平の感覚だけで取り除きます。

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フロントバンパーは全体に飛び石傷が多く付いていたので、一本丸ごとの修理塗装となります。

バンパー全体を削り、小さな石ハネ傷も見逃さずに除去します。

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ドアパネル同様、バンパーもサフェーサーを塗装し、全面をしっかりとシールします。

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ステップカバーはダメージのせいで下部の広い範囲が変形していました。

本当は交換が望ましかったのですが、部品代は4万円以上しますし、今回は自費での修理なので、エポキシの接着剤などを使って修理しました。

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ステップカバーもサフェーサーでしっかりシールします。

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パネルの研ぎ作業と下処理が終わると、塗装の準備に入ります。塗装ブースの中で車をマスキングして、溶剤で丁寧に脱脂します。

今回のフィアット アバルト500のドアの損傷は広範囲でパネル一枚をサフェーサーでシール必要がありました。

またボディー色は3コートパールということもあり、隣接するフロントフェンダーとリアフェンダーも塗装しないと色を合せることができないケースでした。そのため左の側面を塗装しました。

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ゴミやホコリが付着しないよう細心の注意を払い、塗装職人がフィアット アバルト500のオリジナルな塗装肌を忠実に再現させます。

国産車のホワイトパールと比べ、まさしく真珠のような濃いパールなので、塗料の吹き付けにも高い塗装技術が要求されます。

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修理完了です。今回の修理代は333,700円(税込)となりました。

オーナー様には仕上りにご満足頂き、後日カーボン製のリアディフューザーの塗装もご用命頂きました。

すっかり元通りになった綺麗な色のフィアット アバルト500、大切にお乗りください。

このたびはインターパシフィックに愛車の板金塗装をご依頼くださり、ありがとうございました。

BMW X3 ガラスコーティング施工

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川崎市にお住まいのお客様よりBMW X3の板金塗装とボディーガラスコーティングの施工を依頼されましたので、ご紹介します。

これまでにも板金塗装修理やコーティングを何度かご用命下さったお客様なのですが、今回は被害事故に遭ってしまい、相手の保険でBMW X3を修理し、この機会に再度ボディーコーティングも施工したいとのご要望でした。

 

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損傷は軽微ですが、修理塗装が必要です。

今回の被害事故は前回のガラスコーティングの施工保証期間内で生じた事故でしたので、保険会社は板金塗装の修理箇所に関してはコーティングの部分施工費用を支払ってくれます。

従って今回のコーティング施工費用は、保険でカバーされる部分施工の金額を差し引いた金額をお客様にご負担して頂く形となります。

 

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リアドアのドアハンドル、モールなどの外装パーツを脱着します。

ホイールハウスカバーを取り外すためにはサイドステップカバーの脱着も必要となります。

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傷の修理と入念な下処理を経て、塗装ブースの中でBMW X3本来の塗装肌を忠実に再現させます。

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板金塗装作業が終わるとボディーガラスコーティングの施工作業に入ります。先ずは洗車と鉄粉等の異物除去を行います。

BMW X3のフロント周りはご覧の通り、虫がびっしり貼り付いています。お仕事の関係で高速道路を長時間運転することが多ので洗車してもきりがないそうです。

洗車に先だってこの虫をきれいに除去しなくてはなりません。温水と洗剤を使い、虫をふやかして除去します。

ボディー表面をきれいにしてから、ポリッシャーとコンパウンドでボディーを研磨し、洗車傷等をしっかり磨き落とします。

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ボディーをピカピカに磨き上げてから、コーティング剤をムラなく塗り込みます。

コーティング施工が完了すると、塗装作業で使用したブースを乾燥モードに切り替え、BMW X3のボディー表面を60℃×60分の温度条件で強制乾燥させます。

こうすることでガラスコーティングの被膜は一層強固になり持続性が増すのです。

このたびはインターパシフィックにBMW X3の保険修理とコーティングの施工をご依頼頂き、誠にありがとうございました。

 

シトロエン DS3 板金塗装 修理事例

2シトロエン DS3の板金塗装、修理事例をご紹介します。

コンビニのパーキングに駐車していたところ、バックして来た車にぶつけられてしましました。シトロエン DS3は右ドアとリアフェンダーにダメージを受けてしまいました。

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リアフェンダーは板金での修理が可能ですが、ドアは損傷が酷く新品に取替える必要があります。

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ドアを開けたリアフェンダーの内側部分のロックピラーにも変形が見られるので、板金で修理する必要があります。

今回の事故は100%被害事故ですので、相手車両の対物保険でシトロエン DS3を修理させて頂くことになりました。

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新品のドアパネルをボディーに取り付け、ドアとの隙間やパネルの曲面やプレスラインを注意深く確認しながら、リアフェンダーの板金を行います。見た目には完全に元通りの鉄板の状態と言って良いくらいの精度まで、妥協せず板金で面出しを行います。

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高い精度で板金し見た目には元通りのパネルの状態に復元できても、ごくわずかな鉄板の凹凸やひずみはとりきれないため、最後はパテを付け平滑に研いで仕上げます。

当社で使用しているパテはヨーロッパ製の物ですが、硬化すると他のパテに比べとても硬くなり、板金職人にとっては研ぎ難く手間がかかる材料なのですが、その分高品質でパテ痩せを起こしにくい優れ物です。

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次に二液硬化型のサフェーサーを塗装し、板金してパテを付けた部位を完全にシールします。

赤外線ヒーター等を用いて充分に加熱硬化させ、耐水ペーパーで研いで仕上げます。

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新品ドアパネルの裏吹きと呼ばれる塗装作業です。

ドアパネルは、電着塗装と言う新車の製造ラインで行われているのと同様の塗装がされた状態で供給されますが、次工程の塗装の密着性を上げるためパネルの表裏にしっかり研ぎを入れなくてはなりません。

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そしてパネルの表裏にサフェーサーを塗装し、次に今回のボディー色である黒(メタリック)をボディーの裏面に塗装します。

赤く囲った内側はグレーに塗装されていますが、これはオリジナルの状態を模して意図的に行ったものです。

シトロエン DS3は新車製造ラインでグレーの電着塗装を施され、ボディー色である黒(メタリック)を塗装されたようです。

新車の塗装工程ではドアはボディーにとりつけられていますが、内側も同時に塗装するため、ドアは半開きの状態で固定されています。赤枠の辺りは最終的にトリムが取り付けられるので、塗装の美観は関係ないため色が染められていません。

シトロエンに限らずどんな車でもそうですが、フェンダーでもドアでもボンネットやトランクでも、トリムやカバーで隠れてしまう裏側はだいたいこんな感じに仕上がっています。

その為、インターパシフィックではドアの裏側を電着塗装のグレーと同じ色を作って塗装し、その後ボディー色を塗装してオリジナルと同じように仕上げます。

お客様の目に留まらない所であっても、可能な限り忠実に元々の状態に復元することを徹底しています。

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ロックピラーやステップなどボディーの内側を塗装します。

この部分は塗装したことが判ると事故歴車を疑われますので、ボディーの内側とは言えゴミやホコリが付かぬよう気をつけて塗装ブースの中で作業します。

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ドアの裏吹き、ボディー内板の塗装作業が終わると、いよいよ外板パネルの塗装作業となります。

塗装の密着性をよくするため、パネルの隅々までしっかり研ぎこみます。今回はドアとの色のわずかな差異を解消するため、フロントフェンダーも塗装します。

ドアとの隣接部位にボディー色を吹き付けてぼかし、トップコートのクリア塗装を全面に施します。

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ゴミやホコリがつかぬよう細心の注意を払い、輸入車の塗装に精通した熟練の塗装職人がシトロエン DS3本来の塗装肌を忠実に再現させます。

塗装が終わると塗装ブースを乾燥モードに切り替え、加熱乾燥でしっかり塗膜を硬化させます。

その後塗面をポリッシュして最終仕上げを行います。

 

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何事も無かったかのように、どこをどう直したのかまったくわからないようにシトロエン DS3を修復する事が出来ました。

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保険会社との修理協定金額は税込581,280円(部品199,500円、工賃381,780円)となりました。

このたびはインターパシフィックにシトロエン DS3の板金塗装、修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

事故の痕跡を残さぬよう、丁寧な板金塗装作業を心がけました。

元通り綺麗になったシトロエン DS3をこれからも大切にしてください。

BMW 525iツーリング リアフェンダー板金塗装 修理事例

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神奈川県川崎市にお住まいのお客様より、BMW525iツーリングの修理を依頼されましたので、ご紹介致します。

左折の際、壁に左後側面を擦ってしまいリアドア、リアフェンダー、サイドスカートを傷付けてしまいました。

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お客様はこれまで事故を起こしたことも、保険を使って車を修理したことも無く、加入されている車両保険の等級は最高の20等級となっていました。

保険の免責もゼロで自己負担もありませんでしたので、車両保険を使って徹底的に綺麗に仕上げて欲しいとのご要望でお車をお預かりしました。

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先ずはリアドアとリアフェンダーの板金を行います。

塗膜を削り落とし、きっちり面出しをします。

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パテを付け、充分に硬化させてから研いで仕上げます。

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樹脂製のサイドスカートは変形がありませんでしたので、傷を完全に削り落とすだけで済みました。

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塗装するパネルの外装品を取り外します。

リアフェンダーの塗装は、自費修理であれば塗装費用を抑える為にCピラーでクリア塗料を薄めてぼかしてしまうのですが、今回は保険修理ということもあり費用の心配は必要ありませんので、リアサイドウインドウガラスとルーフレールを取り外しフロントピラーの先端まで塗装します。

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板金した部位にプライマーサフェーサーを塗装します。

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サイドスカートは今回の傷以外にも石ハネによる傷が多数付いておりましたので、全体的に塗膜を削り落としてからサフェーサーを全面に塗装しました。

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リアフェンダーの角を修理したため、ロックピラー(リアドアを開けたところ)も一部塗装が必要でした。

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サフェーサーを平滑に研ぎ、塗装する面全体を耐水ペーパーで研ぎ込みます。

その後塗装ブースにBMWを入れてマスキング作業を行います。

マスキングが済むと塗面を溶剤で脱脂洗浄します。

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車の塗装作業を行う塗装ブースは、給気装置を使って外気を室内に強制的に取り入れ、排気装置を使ってそれを屋外に排出するようにできています。

高性能な一次・二次フィルターを通してゴミや埃をほぼ100%取り除いた空気を天井全面から給気し、床から排気装置を通して屋外に排気するのです。上から下に空気が圧送された状態になっているので、室内はクリーンルームのような環境になり被塗物へのゴミ付着を最小限に抑えることができます。

このような最適な塗装環境の中だからこそ、熟練の塗装職人がBMWオリジナルな塗装肌を忠実に再現させることができるのです。

高品質な塗装のためには、職人の技術、作業環境、材料のすべてが揃ってなくてはなりません!

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BMW 525iツーリングの板金塗装作業が完成しました。

何事も無かったかのように、どこをどう直したのか判らないように仕上げさせていただきました。

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保険会社との修理協定金額は税込み297,507円となりました。

このたびはインターパシフィックにBMW 525iツーリングの修理をご用命くださり、誠にありがとうございました。

日産スカイライン GT-R(NISSAN) 板金塗装

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スカイライン GT-Rの板金塗装 修理をご紹介いたします。
外出先で駐車場から出る際、出っ張っていたブロックに気付かず、こすってしまい、左リアフェンダーとステップカバーに損傷を負ってしまいました。
お客様は今回自費で修理されるとのことでしたが、とにかくキレイに仕上げてほしいとのご要望でした。

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修理内容:

リアフェンダーはできる限り元の状態に戻すため、丹念に鉄板を引き出し、板金します。

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パテ痩せを起こしにくい上質なパテを付け、充分に乾燥・硬化させます。

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熟練した板金職人の手の感覚を頼りにパテを研ぎ、元通りの形にします。

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溶剤でしっかり脱脂した後、サフェーサーを塗装します。充分な加熱乾燥と冷却の後、今度は熟練した塗装職人の繊細な手の感覚を頼りに水研ぎを行い仕上げます。

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ゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中で、スカイライン GT-Rのオリジナルな塗装の肌艶に合わせ、塗装の塗りこみを行います。
マスキングの痕を残さないため、クォーターウインドウガラスは脱着しました。また、色の差異が一切出ぬよう、ドアパネルのボカシ塗装も行いました。
ステップカバーはキズと変形が酷いため、色付きの新品に交換しました。

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まるで何事もなかったかのように、スカイライン GT-Rのヘコミや傷はすっかりきれいに直りました。

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修理結果:

今回の修理金額は、工賃が151,851円、部品代が58,149円で、合計210,000円(税込)となりました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は10,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。このたびはインターパシフィックにスカイライン GT-Rの板金塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

ホンダ ステップワゴン スパーダ 板金塗装 修理事例

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川崎市にお住まいのお客様よりホンダ ステップワゴンスパーダの板金塗装修理を依頼されましたのでご紹介します。

中古車で購入したばかりでナビの操作に不慣れだった為細い道に迷いこんでしまい、ステップワゴンスパーダの左後側面を電柱に擦ってしまったそうです。

ボディーの色がホワイトパールなので画像では判りにくいのですが、赤枠で囲った範囲に損傷を受けています。

よく見ると、スライドドアとリアフェンダーの先端の幅が狭い部分との隙間が広がっているのがお判りかと思いますが、これはリアフェンダーがかなりへこんでいるせいです。

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損傷部位をアップで写した画像です。

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リアフェンダーのホイールアーチも全体にへこんでいます。

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パネルの合わせ目もご覧のように開いてしまっています。

 

 

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見た目以上にボディーのダメージは酷くアルミホイールも傷ついていたので、今回はお客様の車両保険を使ってステップワゴンを修理させていただくことになりました。

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特にリアフェンダーの先端部分のヘコミと変形が酷く、板金作業はかなりの時間を要しました。

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丁寧に板金作業を行い、できるだけ元通りに面出しを行います。

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パテを付け充分に硬化させてから研いで仕上げます。

リアフェンダーのホイールアーチの部分が全体にへこんでしまっていたので、アーチのラインを復元するために繊細な研ぎ作業が要求されます。

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パネルの合わせ目が開いてしまっていたリアフェンダーの下部もキチンと直りました。

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パテを研ぎ終えると、サフェーサーを塗装して修理部位をシールします。

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充分に加熱乾燥させて、サフェーサーの塗膜を硬化させます。

 

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内板パネルのロックピラーを塗装します。内板パネルは必要最低限の範囲で塗装するのが好ましいです。

何故かと言いますと、塗装した事が見え見えになると、買い替えの下取り時などの査定で事故歴車を疑われてしまうことがあるからです。

その為ボディーの外板パネル同様、ゴミやホコリの付着に注意してきれいに塗装しなくてはなりません。

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熟練の塗装職人が細心の注意を払って仕上げます。

塗装の肌や質感は車ごとに違います。ステップワゴンにはステップワゴンの塗装の肌があります。

塗料の吹き付け圧やスプレーガンと塗面との距離、ガンを動かすスピード等を調節し、塗装肌を再現させます。

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サイドステップカバーは塗装された状態で部品供給されますので、新品に取り替えるだけの作業です。

アルミホイールも新品に交換しました。

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ステップワゴンスパーダはご覧の通り何事も無かったかのように元通りに直りました。

購入時に施工したボディーコーティングについても保険会社が修理部位の再施工を認めてくれましたので、当社で同等のコーティングを施工させていただきました。

 

 

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保険会社との修理協定金額は331,647円(部品71,573円、工賃260,074円)となりました。

このたびはインターパシフィックにホンダ ステップワゴンスパーダの板金塗装修理をご用命くださり、誠にありがとうございました。

トヨタ ランドクルーザー ガラスコーティング施工

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神奈川県横浜市にお住まいのお客様よりトヨタ ランドクルーザーのボディーガラスコーティングの施工を依頼されましたので、ご紹介します。

このランドクルーザーは3年程前にも当社でコーティングを施工させて頂いており、今回リピートのご依頼です。

今回はお車のリアフェンダーに傷があり、当初その板金塗装修理の相談でご来店されました。

お車を拝見すると傷がリアドアに近いところにあり、ボディー色が3コートのホワイトパールでピタリと元色に合わせるのが困難なので、きれいに塗装を仕上げるためにはリアドアのボカシ塗装が必要でした。

そうなると修理塗装代が10万以上となってしまうので、それならば今回の傷はそれほど目立つものではないので、タッチペイントで済ませ、ボディーコーティングを再度施工して塗装の艶をピカピカにしたいというご依頼に変わり、3年ぶりにガラスコーティングを施工させて頂くことになりました。

ランドクルーザーはとにかく大きいので、磨きがいがあります。

モールやデカール、エンブレム等のの隙間にこびり付いた水垢や汚れを手作業できれいに落とし、ボディーの鉄粉を除去します。

ボディーには洗車傷が多数付いていましたので、しっかり磨きを行い艶を復元させました。

排水性に優れ、防汚効果の高いタイプのガラスコーティングを施工し、塗装・乾燥ブースに車を入れて60℃×1時間の焼付け乾燥でコーティングの被膜をしっかり硬化させました。

よくお客様から質問されるのですが、当社で使用しているコーティング剤が加熱乾燥を必要とする液剤では決してありません。ガラスコーティングは液剤の種類を問わずどんなものでも、施工後に加熱乾燥をするか否かで性能に大きな差が出ます。

洗車をするにも一苦労のランドクルーザーですが、納車時にお渡ししたメンテナンスのコンディショナーでコーティングの効果を持続させて下さい。

このたびは横浜市よりご来店くださり、トヨタ ランドクルーザーのボディーガラスコーティングの施工をご用命頂き、誠にありがとうございました。