BMW 335i 大ダメージ修理

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左側面とリアサスペンションに大きなダメージを受けたBMW 335iの板金塗装 修理です。今回はフレーム修正機を使った高精度な事故車復元について詳しくご説明させて頂きます。

■損傷状況・原因

オーナー様は青信号で交差点を横断中、信号無視の車に左後側面をぶつけられてしまいました。100%被害事故です。
まだまだ大切に乗り続けたい車なので時間はかかってもいいから、とにかく完璧に直して欲しいとのご要望でBMWをお預かりさせていただきました。
ドアもさることながらリアフェンダーは特に酷い損傷を受けており、左後のタイヤ&ホイールも直撃されており、サスペンションもダメージを受けています。

■フレーム修正

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計測単位がなんと0.1mmという高精度の3次元フレーム計測機セレット ナジャ(CELETTE NAJA)で診断した結果、リアサスペンションの取り付け部にダメージを受けていることが判明しましたので、フレーム修正機を使った高精度な板金修正作業が必要と判断しました。

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外装部品やリアサスペンションを取り外し、フレーム修正機にセットします。
インターパシフィックではフランス セレット(CELETTE)社のジグ・ベンチ式フレーム修正機を導入しております。通称セレットベンチと呼ばれ、メルセデスベンツ・ポルシェ・BMW・アウディ・フォルクスワーゲン等、ヨーロッパの主要メーカーから指定・推奨を受けている世界標準とも言えるフレーム修正機です。

■セレットベンチ

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セレットベンチは修正誤差1mm以下の高精度なフレーム修正作業が可能です。
写真がジグと呼ばれるものです。赤丸で囲った部品が「基本タワー」です。色々な種類の高さがありますが、この部分は全車種共通部品です。
黄色で囲った部品が「MZジグ」と呼ばれ、その車専用のジグです。従ってこのジグはBMW E90専用のジグということになります。

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これがBMW E90のデータシートです。このデータシートに従ってセレットベンチの上に必要に応じて基本タワーとMZジグをセットします。

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基本タワーとセレットベンチ、MZジグと車体はそれぞれボルトで固定されますが、基本タワーとMZジグはピンで固定されます。

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フレームにダメージがなければ基本タワーの穴とMZジグの穴はピッタリ合わさり、ピンがスムーズに刺さります。

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フレームに曲がりや歪みがあればピンは刺さりません。そのため、わずかなフレームの歪みであってもどのくらい穴がずれているかを目視で確認することができるので、正確なフレーム修正ができるというわけです。
この穴にわずか数本の髪の毛がはさまっていてもピンはスムーズに刺さりません。だから1mm以下の高精度でフレームを修復できるのです。

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”合うか”、”合わないか”、この単純にして合理的なところが、セレットベンチの凄さなのです。基本タワーとMZジグの穴がピタリと合って、ピンがスムーズに刺さればダメージは無いということで、合わなければその部位のフレームを修正し、合うようにすれば良いのです。
セレットベンチを使ったフレーム修正に失敗はありません。車の精密なフレーム修正には最も信頼度の高い修正機と言えるでしょう。

■具体的修理工程

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セレットベンチに載せたBMWのフレームを修正するために、ベンチにプリングユニットを取り付けて作業します。
ダメージを受けた箇所を10トンのパワーで色々な角度に引っ張ることができます。

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必要に応じて複数の部位を引っ張ります。

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リアフェンダーを切開し、内側のインナーパネルも引っ張り出します。パネルに受けた強いダメージがフレームに影響する場合もあるのです。

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フレーム修正が完了すると再度セレット ナジャ(CELETTE NAJA)でボディー計測を行います。左の画像が修正前、下が修正後のレポートです。
インターパシフィックではお客様に安心してお車をお乗りいただくため、完全修復の証として、フレームのダメージを数値化しレポートとして提出させていただいております。

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(修正後レポート)

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フレームの修正が終わると、パネルの交換作業を行います。リアフェンダーはボディーに溶接されているパネルですので、ドリルやエアーソーを使ってボディーから切り離します。

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インナーパネルを板金し、ホイールハウスはつぶれていたので交換します。仮合わせしてからバイスで固定します。

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ミグ溶接機を使ってホイールハウスをボディーに溶接します。

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防錆処理、塗装を施し、インナー側が仕上りました。

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リアフェンダーパネルを取り付けます。

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スポット溶接機を使い元通りの強度になるよう、丁寧に溶接を行います。

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リアフェンダー取付完了です。

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新品のドアを仮付けし、建付けやパネル間の隙間などを入念にチェックします。

BMW335i-20101016< ドア、リアフェンダーにプライマーサフェーサーを塗装します。加熱乾燥により完全硬化させます。

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オリジナルに忠実に防錆シーラーを塗布します。

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ホイールハウスにはチッピングコートを塗布します。

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パネルの裏側を塗装します。

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外板パネルを塗装する前に内部塗装を済ませます。

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熟練の塗装職人によって、BMW独特の塗装肌に仕上げていきます。塗装作業はゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中で行います。

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■修理結果

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あんなに酷い事故に遭ったのに、BMW 335iはご覧の通り何事も無かったかのように完璧に仕上がりました。
サスペンションやタイヤ&ホイールも新品に交換し、四輪アライメントの数値もバッチリです。

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加害者側の保険会社との修理協定金額は税込み2,519,843円(工賃1,197,252円、部品代1,322,591円)となりました。すっかり元通り、綺麗に直ったBMW 335iと久しぶりに対面したオーナー様には大変ご満足して頂けました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回のBMW 335iのように対物保険で修理した場合でもプレゼントの対象となります。今回は125,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにBMW 335iの板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

アウディ A5(AUDI) 板金塗装

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アウディ A5の板金 塗装 修理をご紹介致します。

■損傷状況

自宅の駐車場で右側のリアフェンダーを擦って傷つけてしまいました。フェンダーアーチが広範囲に傷付き、少し凹んでいます。
車両保険は使わずに自費でキレイに、でもなるべく費用を抑えて修理したいとのお客様のご要望でお車をお預かりさせていただきました。

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■修理内容

リアフェンダーを丁寧に板金して極力元通りの面に近づけます。

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パテを付け、充分に乾燥させてから、研いで仕上げます。

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サフェーサーを塗装し、しっかり加熱乾燥させてから最終の研ぎ作業を行います。

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塗装のマスキングの痕を残さない為にテールランプを取り外します。リアバンパーは修理工賃を抑えるため脱着はせず、必要な部分だけ浮かせて隙間をつくりました。

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今回のアウディーはボディーの塗装色がシルバーメタリックです。メタリック系の塗料はどんなにシビアに調色しても隣接するパネルと色の差異が生じる可能性が高いので、リアドアにボカシ塗装を施すことにしました。
ベース塗料のシルバーメタリックをリアフェンダーとリアドアの後部にしっかり吹き付けます。
次に塗料をシンナーで薄めてフロントドアに向けて吹き付けます。
そうすることでリアフェンダーに近い部分はシルバーメタリックが塗装されていても、フロントドアに近い部分には塗料がかからないようにします。
そしてトップコートのクリア塗料はリアフェンダーとリアドアパネル全面に吹き付け塗装を行います。
塗装に際しては、リアドアのドアハンドルやモール類も取り外し、マスキング痕を残さないようにします。

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ボカシ塗装を行うことで、どの角度から見ても色はピッタリ合っています。

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■修理結果

アウディ A5の修理費用は税込み136,500円となりました。
何事も無かったかのような綺麗に仕上がりにオーナー様も満足して下さいました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は6,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにアウディ A5の板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

メルセデスベンツ C200T(BENZ) 板金塗装

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メルセデスベンツ C200Tの板金塗装 修理をご紹介いたします。

■損傷状況

自宅の駐車場でバックした際、右の後部をぶつけてしまいました。右のリアフェンダーとリアバンパーが傷ついてしまいました。
今回お客様は自費での修理を希望されました。まだお車が新しいので丁寧に、でもなるべく費用を抑えた修理をお願いしますということで、ベンツをお預かりさせていただきました。

■修理方針
今回のベンツのリアフェンダーには耐擦傷性を向上させたナノ粒子クリヤーが塗装されております。塗料も技術料も通常の塗装に比べ高く設定されております。バンパーにはナノ粒子クリヤーは塗装されておりません。

修理費用をなるべくお安くするため、凹みや傷を修理した後、塗装は最小面積で行うことにしました。

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■修理内容

リアフェンダーのヘコミを板金します。

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パテを薄く付け研いで仕上げます。リアバンパーの傷も丁寧に削り落します。

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シール性の高いプライマーサフェーサーを塗装します。充分に加熱乾燥させ完全硬化させた後、耐水ペーパーで水研ぎをして仕上げます。

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塗装作業は空気中に舞うゴミやホコリを遮断した塗装ブースの中で行います。
塗装面積を小さくするため、リアフェンダーはパネルの中程にあるプレスラインの下(写真赤線の部分)で塗装を区切りました。特殊な細工をしたマスキングテープをプレスラインに沿って丁寧に貼り合わせてから塗装します。テープは塗料を加熱乾燥させる前にはがしてしまうので写真には映っていませんが、磨いて仕上げるとテープの痕はまったく残らず、どこで塗装を区切ったかもまったく判らなくできます。

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リアバンパーはリアフェンダーのように区切るところが無いので、バンパー中央の細くなった部分(写真の赤丸部)でクリアー塗料を溶剤で薄め、膜厚を薄くしてぼかしてしまいます。仕上った後に目を凝らして見ても、どこをどうしたか全く判らなくできます。
メッキモールは取り外すと再使用できず交換しなくてはならないため、今回はモールが付いたままの状態で塗装しました。
塗装しているときはメッキモールもマスキングしていましたが、仕上りを綺麗にするため加熱乾燥で塗料を硬化させる前にはがしてしまいます。

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完成です。どこをどう直したか全くわからなく、綺麗に仕上がりました。

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■修理結果

ベンツ C200Tの修理費用は税込103,530円となりました。
インターパシフィックは鈑金匠ネットに加盟しており、お客様は鈑金匠ネットのユーザー還元サービスである楽天スーパーポイントを希望されました。修理代100円につき5ポイントの付与となりますので、今回は5,175ポイントのプレゼントとなりました。楽天市場や楽天トラベルで5,175円分としてご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにメルセデス ベンツ C200Tの板金塗装 修理をご用命くださり、誠にありがとうございました。

ホンダ オデッセイ(HONDA) 板金塗装

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ホンダ オデッセイの板金塗装 修理をご紹介致します。

■損傷状況

ホンダ オデッセイの板金塗装 修理事例をご紹介致します。
段差に左下側をぶつけてしまいました。左のサイドステップカバーが酷く破損し、リアドアの下側も変形しています。

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樹脂製のサイドステップカバーを取り外してみると内側のロッカーパネルにもダメージがありました。

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リアドアを開けて裏側を見ると底部の鉄板を折り曲げた部分に穴が空いてしまっています。

■修理方針

お客様は今回自費でご修理ををされるとのことで、綺麗に、でもなるべく費用を抑えて直してほしいと要望されました。
樹脂製のサイドステップカバーは交換が必要です。この部品は色付きで供給されます。
ドアとロッカーパネルは板金で修理することにしました。修理費用を出来るだけ抑えるため、塗装範囲も最低限に留め、モール等の部品の交換もしなくて済むような修理を行います。

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■修理内容

ロッカーパネルを引き出し板金で修理します。凹んだ部位にワッシャーを溶接し、ワッシャーの穴に棒を通し、スライディングハンマーという工具を用いてパネルを引き出します。一度や二度で引き出せるわけではなく、少しずつ慎重に、ワッシャーを溶接し直したりして引き作業を繰り返し、極力元通りの面に近づけます。

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板金での面出しが終わると、パテを付け研いで仕上げます。

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ドアは今回のダメージにより、底の部分に穴が空いてしまいました。

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板金の前にこの穴を修理しなくてはなりません。ミグ溶接機を使って穴を溶接して埋める作業を行います。

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曲がりやヘコミを板金し、パテで仕上げます。

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ドアの裏側も修理できました。

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板金が終わるとサフェーサーを塗装します。

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塗装は必要最低限の面積で済ませます。
塗装の区切り目はボカシ塗装という手法を用います。トップコートのクリア塗料を溶剤で薄めて徐々に塗膜を薄くして、どこで塗装を区切ったか判らなくすることができます。

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ドアはメッキモールの下の部分だけの塗装で済ませます。

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ドアの裏側も上手にぼかして塗装します。

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ご覧の通り、何も無かったかのように綺麗に直りました。

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■修理結果

ホンダ オデッセイの修理費用は税込み99,645円(工賃80,220円、部品19,425円)となりました。
お客様の修理のご予算内で仕上げることができました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は4,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにホンダ オデッセイの板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

BMW 320i 板金塗装

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今年新車で購入したばかりのBMW 320iの板金塗装 修理をご紹介いたします。

■損傷状況・原因

お客様は工事で片側交互通行になっていた道路を運行中、移動式のガードレールに右側面を擦ってしまいました。右側のフロントフェンダーからリアバンパーまで広範囲な損傷となっております。
ドアとリアクォーターパネルは全体的に酷くへこんでいます。

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ドアミラーもレンズが飛んでなくなっています。

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前後のタイヤ、アルミホイールも傷付いています。

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■修理方針

損傷が広範囲で修理金額も高額になりそうなので、お客様が加入している車両保険を使ってBMW 320iを修理させて頂くことになりました。
損害保険会社の技術アジャスターさんとの打ち合わせの結果、ドアパネル、ドアミラー、前後のタイヤ&アルミホイールは交換することになりました。
リアクォーターパネルはむやみに交換すると修復歴車となってしまいます。今回程度であれば修理が可能ですので、板金で対処することにしました。フロントフェンダー、ロッカーパネルカバー、リアバンパーもすり傷程度の損傷ですので、修理することになりました。

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■修理内容

新品のドアパネルをBMWに装着し、建付けを調整します。

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ドアパネルとの建付けのバランスを確認しながら、広範囲にダメージを受けたリアクォーターパネルを板金します。この先長く乗られるお車です。元通りの面になるよう、丁寧に丁寧に板金します。

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高耐久性のパテを付け、充分乾燥させてから研いで仕上げます。

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サフェーサーを塗装し、加熱乾燥により硬化させます。

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新品のドアパネルも一度取り外し、サフェーサーを塗装します。

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パネルの裏側を塗装します。

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BMW 320iのフロントフェンダーは樹脂製です。傷があまり深くなかったので、パテは使わずに修理しました。

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フェンダーにもサフェーサーを塗装します。

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ロックピラーを塗装します。

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ボディーの右側面を塗装します。塗装ブースの中で、熟練の塗装職人がBMWオリジナルの塗装の肌を再現させます。

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ドアミラーや小さな部品も丁寧に塗装します。

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バンパーやロッカーパネルといった樹脂部品はクリア塗料に軟化剤を混ぜ、塗膜がしっかり硬化しても柔軟性を保つようにします。
飛び石による傷を付きにくくしたり、素材そのものが柔らかいため塗装が割れるのを防止するのが目的です。

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■修理結果

BMW 320iはすっかり元通りになりました。
保険会社との修理協定額は税込み1,110,270円(工賃589,071円、部品521,199円)となりました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回のBMW 320iのように車両保険で修理した場合でもプレゼントの対象となります。今回は55,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにBMW 320iの板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

ハマー H2 SUT (HUMMER) ボディーコーティング事例

ハマー H2 SUT (HUMMER)-20100821

ハマー H2 SUTのコーティング施工事例をご紹介いたします。
お客様は昨年中古でハマー H2のピックアップを購入しました。外装をピカピカに仕上げて綺麗にしようと数件のコーティング施工店に問合せたそうです。
お店ごとに施工方法や材料、考え方が異なり、でも皆自分のやり方が一番正しいと説明されるので、どの施工店の言うことを信じたら良いのか頭の中が混乱してしまったそうです。

そうこうするうちにオーナーのお嬢様がインターネット検索で当社のホームページを目に留めて下さり、焼付コーティングに大変興味を持って下さいました。動画もしっかり見てくださったそうです。
お電話でお問い合わせ頂いた際に、焼付コーティングについてご説明させていただき、ボディー、ホイール、ウインドウガラス全てのコーティング施工をさせていただくことになりました。

ハマー H2 SUT (HUMMER)-20100821
ハマーはとっても格好良いのですが、何しろデカイです。また角や凹凸が多いので磨き作業はなかなかはかどりません。ポリッシャーを当てられず、手作業で磨かなくてはならない部分が多いからです。
実際、洗車、室内清掃も含めボディー・ウインドウガラス・ホイールの磨き作業までに要した日数は2人がかりで丸3日です。
でも見違えるほどピカピカに仕上げることができました。

今回ボディーのコーティングは低撥水、防汚タイプを施工させて頂きました。
このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。水滴が集まって流れ落ちるのでウォータースポットや水垢付着が気になるお客様にお薦めです。

ホイールコーティングはアルミホイールのお手入れを軽減し、光沢を持続させます。ブレーキダストの焼き付きやそれによるアルミホイールの劣化を防ぎ、ガンコな汚れも水洗いだけで簡単に流れ落ちます。

ウインドウガラスコーティングは優れた撥水性能により、雨の日のドライビングも快適にします。油膜や汚れも付着しにくくなり、お手入れも楽になります。

ボディー、ホイール、ウインドウガラス全てのコーティング施工を済ませてから、塗装・乾燥ブースに車を入れて、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。

オーナー様一家はとても仲良しのご家族のようで、お車をお預かりした時とお引き渡しの時の2度ともご一家でご来店下さいました。
綺麗に仕上がったハマーをうれしそうにご覧になり、とても満足して頂けました。
このたびはインターパシフィックにハマーのコーティングをご用命下さり、誠にありがとうございました。

プジョー 307CC ボディーコーティング施工

プジョー 307CC-20100819

プジョー 307CCのボディー コーティング施工事例をご紹介します。
新車でプジョー 307CCを購入して数年、あまり車のお手入れもせず、屋根無しの駐車場で保管していました。オーナー様は夏休みに車で北海道旅行に行くのを機に愛車をリフレッシュしようと、ボディー コーティングウインドウガラスの撥水コーティング施工をご依頼くださいました。

お車の保管状況やお手入れの手軽さから、低撥水、防汚タイプのコーティングをお奨めしました。このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。ウォータースポットや水垢が付きにくいタイプのコーティングです。

プジョー 307CCのボディーには鉄粉やウォータースポット、そして数年間で付いた細かな傷や汚れが沢山ついていました。
洗車、タイヤ&ホイール洗浄、室内クリーニングを済ませてから、数種類のバフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーでプジョーのボディーを徹底的に磨き込みます。かなりてこずりましたがピカピカに仕上がりました。
研磨作業が終わるとボディーの脱脂を行い、コーティング施工を行います。

コーティング作業が終わると、塗装・乾燥ブースにプジョー 307CCを格納し、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。

ボディーコーティング施工後の日常のお手入れは水洗い洗車で充分です。また付属のメンテナンスコンディショナーを月に1回程度お使い頂くとコーティングの効果が一層長持ちします。

ウインドウガラスも専用のポリッシャーとコンパウンドでガラスを全面研磨し、油膜や雨じみ等の除去を行ってからウインドウガラス専用の撥水コーティング剤を塗布します。
ウインドウガラスコーティングは優れた撥水性能により、雨の日のドライビングも快適にします。油膜や汚れも付着しにくくなり、お手入れも楽になります。

お車の引取りにご来店されたオーナー様は、新車のようにピカピカになったプジョー 307CCをご覧になり、嬉しそうに愛車のまわりをぐるぐるして、いろんな角度から眺めてはニコニコしていらっしゃったのがとても印象的でした。そしてそ のまま北海道旅行にお出かけになりました。

このたびはインターパシフィックにプジョー 307CCのコーティング施工をご用命くださり、誠にありがとうございました。すっかりキレイになったプジョーを大切になさってください。

BMW X3 ボディーコーティング施工

BMW X3-20100730

BMW X3 3.0Si Mスポーツパッケージのボディーガラスコーティング施工事例をご紹介します。
オーナー様はお仕事の関係で毎日100Km以上走行するそうで、今回とても程度の良いBMW X3に乗り換えたのを機に初めに車をキチンと仕上げておきたいとのことで、納車早々、ボディーコーティングの施工をご依頼下さいました。

お車の保管状況やお手入れ方法などをおうかがいした結果、低撥水、防汚タイプのコーティングを施工させて頂きました。このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。ウォータースポットや水垢が付きにくいタイプのコーティングです。

ボディー色が白なので一見わかりにくいのですが、照明の効いた施工スペースでBMW X3を点検すると細かな傷が多く見受けられました。
洗車、タイヤ&ホイール洗浄、室内クリーニングを済ませてから、数種類のバフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーでBMW X3のボディーをしっかり、ピカピカに磨き上げます。
ボディーの脱脂を行い、コーティング施工を行います。

コーティング作業が終わると、塗装・乾燥ブースにBMW X5を入れて、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。

ボディーコーティング施工後の日常のお手入れは水洗い洗車で充分です。また付属のメンテナンスコンディショナーを月に1回程度お使い頂くとコーティングの効果が一層長持ちします。

このたびはインターパシフィックにBMW X3のボディーコーティングをご用命頂き、誠にありがとうございました。
ピカピカなBMW X3大切にお乗りください。

 

メルセデス ベンツ C200T(BENZ) 板金塗装

メルセデスベンツC200T-20100817

メルセデスベンツ C200Tの板金塗装 修理をご紹介いたします。

■損傷状況

まだ新車で購入して間もないベンツですが、バックをした際、電柱の支柱ワイヤーにリアゲートをぶつけてしまいました。バックカメラで後方を注意して見ていたのですが、ワイヤーがよく映っていなかったためぶつけてしまったそうです。
リアウインドウガラスは無傷でしたが、かなり近い部分が深くへこんでしまいました。

■修理方針

今回のベンツの塗装のトップコートには耐擦傷性を向上させたナノ粒子クリヤーが塗装されており、塗装費用が通常の塗装に比べ、高くなってしまいます。またリアウインドウガラスに近い部位がへこんでいるため、板金作業に際し、ガラスを脱着する必要もあります。
これらの理由から、今回はお客様の車両保険を使って、しっかり丁寧に修理しましょうということになり、お車をお預かりさせていただきました。

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■修理方法

凹んだ部分はパネルの表側から板金修理するのですが、今回はスライディングハンマー付きのスタッド溶接機を使って作業します。これがその溶接機です。
先端のとがった部分を鉄板にくっつけ、通電すると溶着します。

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そして握っている部分を手前にスライドさせて鉄板を引き出すのです。

メルセデスベンツC200T-20100817

メルセデスベンツC200T-20100817

加減しながら鉄板を引き出し、極力元通りの面に近づけます。

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最後にサンダーで出っ張った部分を削って仕上げます。

メルセデスベンツC200T-20100817

板金の仕上り具合はこんな感じです。

メルセデスベンツC200T-20100817

パネルの表面をきれいに脱脂してから、板金パテを付け、充分に乾燥させます。

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乾燥させたパテを研ぎ上げるとこのように仕上がります。

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再度表面を脱脂して、プライマーサフェーサーを塗装します。
サフェーサーも加熱して充分に乾燥させます。

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完全硬化したサフェーサーは耐水ペーパーを使って研ぎ上げます。
マスキング、脱脂を行い、塗装に備えます。

メルセデスベンツC200T-20100817

耐擦傷性に優れたナノ粒子クリヤーは塗装後の磨き作業が困難を極めます。塗装の表面にゴミ等が多く付くと大変です。
その為クリーンルームのごとく、ゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中で熟練の塗装職人が細心の注意をはらって、ベンツの塗装肌を再現させなくてはなりません。

メルセデスベンツC200T-20100817

ベンツ C200Tは何事も無かったかのように完璧に仕上がりました。
購入時に施工したガラスコーティングの部分施工も保険で認められ、同等のガラスコーティングを当社で施工させて頂きました。

メルセデスベンツC200T-20100817

■修理結果

保険会社との修理協定金額は税込み192,108円(工賃177,996円、部品14,112円)となりました。
元通り綺麗になったベンツの仕上りをお客様にご覧頂き、ご満足いただきました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回のベンツのように車両保険で修理した場合でもプレゼントの対象となります。今回は9,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにベンツ C200Tの板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

フェラーリ F355 七宝焼きエンブレム取付加工

フェラーリ F355のフロントフェンダーに七宝焼きのスクーデリア・フェラーリ・フェンダーエンブレムを後付けするための板金加工作業をご紹介致します。
フェラーリ純正オプションのスカリエッティープログラムではフェンダーに加工してヘコミを作り、エンブレムがフェンダーに埋め込まれた状態で仕上っています。
しかし、フェラーリ F355に純正オプションでこの七宝焼きエンブレムが装着されている例は少なく、フェラーリ F355オーナーにとってこのエンブレム装着は一種の「憧れ」となっているそうです。

今回ご紹介する板金による埋め込み加工は大変な手間と技術とコストがかかるため、実際に作業を依頼するフェラーリオーナーさんは多くはありません。
一番安上がりな方法ではステッカーを張り付け、たまに七宝焼きエンブレムを埋め込んだフェラーリ F355を見かけたかと思い、よく見てみると、エンブレムの形にフェンダーを切り抜き、切り取った鉄板をオフセットさせて部分溶接しシーラーとパテで成形していたりします。

今回ご用命下さったフェラーリ F355のオーナー様は、切り抜きではなく、純正オプションと同じように板金加工で作業して欲しいと強く要望されました。

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■作業内容

先ずは何といっても道具が必要です。ラウンドしているフェラーリのフェンダーをエンブレムの形に凹ますための「型」を用意しなくてはなりません。
この「型」、どこかで売っているわけではないので独自に作りました。エンブレムの寸法を正確に計測し、適切な「型」の板厚を決め、専門業者に特注してレーザーで切ってもらいました。

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凹凸それぞれの型を作り、表と裏からフェンダーを挟んで板金加工するのです。

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フェンダーにマーキングして七宝焼きエンブレムの取り付け位置を決めます。
予め、純正オプションのスカリエッティープログラムで装着されたフェラーリ F355等から取付位置は調査済みです。数ミリの個体差があることも確認済みですので、それを踏まえ位置決めをしました。

フェラーリF355-20100803

塗膜を削り落し、「型」を装着します。七宝焼きエンブレムの裏側には3本のボルトが付いているのでそのボルトが通る穴をフェンダーに3箇所開け、その穴を利用してフェンダーを表裏から挟んでボルト&ナットで固定します。

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フェンダーの裏側です。凹の型が装着されています。

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「型」をハンマーで叩いたり、ボルト&ナットを締め上げたりして、少しずつフェンダーを凹ませます。

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七宝焼きエンブレムをフェンダーに当てがい、ヘコミ具合やガタを何度も確認しながら、フェンダーを加工します。

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湾曲しているフェンダーとエンブレムをフィットさせるため、「型」の湾曲具合もハンマーで叩いて調整します。こんな作業を何度も何度も繰り返します。とても根気の要る作業です。

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ハンマーやたがねで高い部分を叩いたりもします。

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こうして七宝焼きエンブレムの形にフェンダーを凹ませることができました。
でもここからがまだまだ大変なのです。これだけフェンダーを凹ませたわけですからその周りの鉄板は引っ張られ、歪んでしまっています。

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フェンダーの加工によって歪んだ周辺部位を板金します。

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取り付けの最終確認を行います。七宝焼きエンブレムはキチンとフェンダーにフィットしています。

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鉄板の表面を綺麗に仕上げ、脱脂を行いパテを付けます。

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パテを研ぎ、板金加工作業が終わった状態です。凹み加工したエンブレム取り付け部はパテでの成形は一切していません。
ここまでで板金の職人が費やした時間は正味10日間程です。

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フェンダーの裏側もキレイです。火で炙ったりしていないので、裏側の焼けもありません。

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フェンダーの裏側にチッピングコートを塗装し、仕上げるとこのようになります。

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サフェーサーを塗装します。ここからは塗装職人の仕事になります。充分な加熱乾燥を行い、時間をかけて塗膜をしっかり硬化させます。
その後耐水ペーパーを使い、硬化したサフェーサーを研ぎ平滑に仕上げます。

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塗装ブースの中で、ゴミやホコリを付けないように細心の注意を払い、フェラーリ独特の塗装肌を再現させます。
加熱乾燥により塗膜を完全硬化させてから、磨き作業を行います。

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完成です!!どこから見ても後付けとは思えない仕上りとなりました。
フェラーリ F355のオーナー様にも大変ご満足していただきました

トヨタ プリウス(PRIUS) リアバンパー修理事例

トヨタ プリウス(PRIUS) 板金塗装 修理です。

最近、「このダメージは修復歴にならないでしょうか」というご質問や「修復歴が残らないように車を修理して欲しい」というご依頼が多くなってきました。

事故によってフレーム等の骨格部位に損傷を負い、修理したことのある車は、車を下取りや買取で売却する際、そのことが判ると、「事故歴車」・「修復歴車」ということでその価値が著しく下がってしまうことがあります。
その車が新しければ新しいほど、また高額な車であればあるほど、再販価値に大きく影響してしまいます。

「修復歴が残らないように車を修理して欲しい」と依頼されても、愛車が事故によってダメージを受けた事実そのものを変えることはできません。
しかし、修理技術や気遣いによっては、【何事も無かったかのような修理】はできるのです。

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今回、修理のご依頼を頂いたトヨタ プリウスは、交差点で信号待ちをしていたところを後ろから追突されてしまいました。リアバンパーが押され、変形しています。

トヨタプリウス-20100803

リアバンパーを取り外してみるとバックパネルが押されてへこんでいました。バックパネルの修理や交換作業も修復歴の対象となってしまいます。

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バンパーが取りつくバックパネルの表側部分を板金します。
損傷部にワッシャーを溶接し、引き出し板金作業を行います。

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出来る限り元通りの面が出るように丁寧に板金を行います。

トヨタプリウス-20100803

パテを付け、充分乾燥させてから、研いで仕上げます。

トヨタプリウス-20100803

リアバンパーで隠れてしまうバックパネルの表側は、板金塗装でまったく判らなく修理出来ます。
しかし問題はバックパネルの内側、ホイールハウスです。車を査定する際、ホイールハウスは査定員によってじっくり見られます。彼らは不自然な溶接痕が無いか、シーラーや塗装がオリジナルと違わないか、等をチェックします。

トヨタプリウス-20100803

塗装や鉄板を傷付けないように、使う工具を工夫して、慎重に叩きだして修理しました。写真を拡大してご覧下さい。ボコッと飛び出していた部分がすっかり元通りです。
塗装も何もしないで直しましたので、車の査定員が見ても判らないはずです。

トヨタプリウス-20100803

板金した外側はサフェーサーを塗装します。

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下色を塗装します。

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仕上げの塗装を行います。
リアバンパーとアンダースポイラーは塗装済みで部品供給されますので、それを取り付ければ完了です。

トヨタプリウス-20100803

保険会社とのプリウスの修理協定額は税込227,199円(工賃113,495円、部品113,704円)となりました。
プリウスのオーナー様に車の仕上りをご覧頂き、修理方法をご説明したところ、大変満足して頂けました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回のプリウスのように対物保険で修理した場合でもプレゼントの対象となります。今回は11,000円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにトヨタ プリウスの板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

フィアット アバルト グランデプント ボディーコーティング事例

フィアット アバルト グランデプント-20100706

フィアット グランデプントのコーティング事例をご紹介いたします。
オーナー様は以前乗っていた車に、他のコーティングをしていたのですが、ボディーの雨じみが気になっていたそうです。
新しく乗り換えたフィアット グランデプントにどんなコーティングをかけようかと、インタネット検索でいろいろ調べたそうです。

そして当社のコーティングを加熱乾燥させる施工方法に魅力を感じて頂き、ボディーコーティングホイールコーティングウインドウガラス全面の撥水コーティングの施工をご用命頂きました。

ボディーは数種類のバフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーという機械でピカピカに磨き上げます。
溶剤できれいに脱脂をしてからコーティング剤を塗り込み、専用クロスで拭き上げます。
オーナー様のお車のお手入れ頻度、保管状況などをお聞きして、今回は低撥水、防汚タイプのコーティングをお勧めしました。

このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。水滴が集まって流れ落ちるのでウォータースポットや水垢付着が気になるお客様にオススメです。

ホイールコーティングはアルミホイールのお手入れを軽減し、光沢を持続させます。ブレーキダストの焼き付きやそれによるアルミホイールの劣化を防ぎ、ガンコな汚れも水洗いだけで簡単に流れ落ちます。

ウインドウガラスコーティングは優れた撥水性能により、雨の日のドライビングも快適にします。油膜や汚れも付着しにくくなり、お手入れも楽になります。

ボディー、ホイール、ウインドウガラス全てのコーティング施工を済ませてから、塗装・乾燥ブースに車を入れて、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。

このたびはインターパシフィックにフィアット グランデプントのコーティング施工をご依頼頂き、誠にありがとうございました。お車大切にお乗りください。

アルファロメオ 159(ALFAROMEO) 板金塗装

アルファロメオ159-20100712

アルファロメオ 159(ALFAROMEO) 板金塗装 修理です。

■損傷状況・原因

オーナー様の奥様がスーパーの屋上駐車場でバックで車を駐車しようとしてコンクリートの柱にぶつけてしまったそうです。
リアバンパーの右側がかなりえぐれています。変形したバンパーが緩衝して、リアフェンダーも傷付いています。

■修理方針

オーナー様は車両保険に加入されておりましたので、今回は保険を使って修理をさせていただくことになりました。

アルファロメオ159-20100712

■修理内容

リアバンパーは傷がかなり深く、変形も見受けられるので、新品に交換することにしました。
アルファロメオの修理をご用命頂く上で、一つオーナー様からお願い事を頼まれました。
それは、リアバンパーのナンバープレートの左右に、本国向けのナンバープレート装着用の凹みが数か所あるのですが、その凹みを埋めて平らにしてもらえないかというものでした。
そのぐらいはサービスで作業させて頂きましょうということでお引き受けしました。

アルファロメオ159-20100712

表側から見て凹んでいるということは、当然裏側から見ると凸っています。
この凸をヒーターで加熱し、裏側から押し出します。表側に出っ張る位に押し出しておいて、サンダーで削って平らにします。

パテを使って凹みを埋めると、後々「パテ痩せ」がおきる恐れがあるため、今回のようにパテを使わず平らにできると時間が経過しても塗装面がキレイです。

アルファロメオ159-20100712

サンダーで研削下部分にはサフェーサーを塗装します。

アルファロメオ159-20100712

リアフェンダーの塗装を研ぎ込んで、下処理を行います。

アルファロメオ159-20100712

ルーフサイドモールも取り外し、ルーフサイドからフロントピラーまで研ぎ込みます。
クリア塗料のボカシ塗装を避けるため、パネルのつながっている部分は全て塗装します。

アルファロメオ159-20100712

塗装ブースの中で、ゴミやホコリが付かぬよう、慎重に塗装作業を行います。アルファロメオ本来の塗装の風合いを忠実に再現します。

アルファロメオ159-20100712

アルファロメオ159-20100712

■修理結果

保険会社との修理協定金額は税込み275,048円(部品99,550円、工賃162,400円)となりました。

インターパシフィックは鈑金匠ネットに加盟しており、お客様は鈑金匠ネットのユーザー還元サービスである楽天スーパーポイントを希望されました。修理代100円につき5ポイントの付与となりますので、今回は13,750ポイントのプレゼントとなりました。楽天市場や楽天トラベルで13,750円分としてご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックのアルファロメオ 159の修理をご用命くださり、誠にありがとうございました。

ポルシェ ケイマン(PORSCHE) 板金塗装

ポルシェケイマン-20100707

ポルシェ ケイマン(PORSCHE) 板金塗装 修理です。

■損傷状況・原因

狭い道で鉄製のフェンスに右リアフェンダーを擦ってしまいました。お車の色が白なので、パッと見わかりにくいのですが、すこしへこんでいます。

■修理方針

お客様は今回ポルシェ ケイマンを自費で修理されたいと希望されておりましたので、修理費用をなるべくお安く抑える方法等をご説明させていただきました。
例えば、塗装のマスキングに影響するリアバンパー、テールランプ等の外装品やリアサイドガラスなどを脱着するかしないか。塗装面積を小さくするためにどこかでトップコートをぼかすかどうか、です。
お客様のご要望は「キチンと綺麗に直したい」でした。

ポルシェケイマン-20100707

■修理内容

先ずは凹んだ部分を板金します。できるだけ元通りの面に近づけます。

ポルシェケイマン-20100707

パテは極力薄く付け、充分に乾燥させてから研いで仕上げます。

ポルシェケイマン-20100707

プライマーサフェーサーを塗装し、加熱乾燥により硬化させます。

ポルシェケイマン-20100707

塗装のマスキングの邪魔になる全ての外装品、ガラス、モール類を取り外します。

ポルシェケイマン-20100707

トップコートのボカシ塗装をしないために、ルーフサイドとロッカーパネルも塗装します。塗装作業としては特上の作業方法です。

ポルシェケイマン-20100707

■修理結果

ポルシェ ケイマンはすっかり元通り、綺麗に直りました。
修理費用は税込み160,000円(工賃153,878円、部品6,122円)となりました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は8,000円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにポルシェ ケイマンの修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

BMW X5 ボディーコーティング施工

BMW X5-20100619

BMW X5 4.8iのコーティング事例をご紹介いたします。
オーナー様はBMW X5のコーティングのご予約とお見積りで初めてご来店された時、右の前後ドアにそれぞれ数センチの線状の傷がついており、それが気になるのでドア2枚塗装し、それからコーティング施工をお願いしたいとおっしゃられました。

傷は少々深目でしたが、磨き込めば目立たなくなるかもしれないので、先ず研磨をして、それで駄目だったら塗装しましょうというお打合せをさせていただき、ボディーコーティングウインドウガラスの撥水コーティングのご依頼を受けました。

先ず初めに右の前後ドアの磨きに着手しました。耐水研磨紙で傷付いたクリア塗膜を研ぎ込みます。
塗装の下地が出ないよう慎重に加減しながら研磨紙を当てます。
粗目のコンパウンドで肌調整を行い、細かい目のコンパウンドで磨きあげます。
目を凝らしてじーっと見れば判る程度に傷の痕はうっすらと残りますが、お金をかけてドアを塗装する必要は無い程度に傷を消すことはできました。

ドアの傷落としを終わらせてから、ボディー全体をピカピカに磨き上げます。ウインドウガラスも専用のポリッシャーとコンパウンドで全面研磨して油膜等を除去し、コーティングの下処理を行います。

今回ボディーのコーティングは低撥水、防汚タイプを施工させて頂きました。
このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。水滴が集まって流れ落ちるのでウォータースポットや水垢付着が気になるお客様にお薦めです。

ウインドウガラスコーティングは優れた撥水性能により、雨の日のドライビングも快適にします。油膜や汚れも付着しにくくなり、お手入れも楽になります。

コーティング作業が終わると、塗装・乾燥ブースにBMW X5を入れて、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。

ボディーコーティング施工後の日常のお手入れは水洗い洗車で充分です。また付属のメンテナンスコンディショナーを月に1回程度お使い頂くとコーティングの効果が一層長持ちします。

このたびはインターパシフィックにBMW X5のコーティングをご用命頂き、誠にありがとうございました。
ピカピカなBMW X5大切にお乗りください。

ポルシェ 996カレラ4S(PORSCHE) 板金塗装

ポルシェ996カレラ4S-20100622

ポルシェ 996カレラ4Sの板金塗装 修理をご紹介いたします。

■損傷状況・原因

お客様は外出先の駐車場で壁ギリギリに車を停めようとしました。壁際に立っていた電柱にばかり気を取られ、電柱のそばに立っていた支柱に気付かず、ポルシェの右リアフェンダーとリアバンパーをぶつけてしまいました。

■修理方針

お客様は車両保険に加入されており、20等級(60%割引)ということもあったので、今回保険を使ってしっかり綺麗にポルシェを修理したいというご要望でお車をお預かりしました。

リアフェンダーは板金で修理します。リアバンパーは傷はそれほど酷くなかったのですが、支柱に擦ったせいで多少変形していたので、保険会社のアジャスターと打ち合わせ交換することにしました。

ポルシェ996カレラ4S-20100622

■修理内容

リアフェンダーのへこんだ部位をを丁寧に引き出し、板金で元通りの面に復元させます。

ポルシェ996カレラ4S-20100622

パテを薄く付け、研いで仕上げます。

ポルシェ996カレラ4S-20100622

サフェーサーを塗装し充分加熱乾燥させた後、耐水研磨紙で研いで仕上げます。

ポルシェ996カレラ4S-20100622

新品のバンパーも水研ぎで平滑に仕上げます。

ポルシェ996カレラ4S-20100622

ゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中で、熟練の塗装工により、ポルシェの塗装の色艶、肌を忠実に再現させます。
塗装のマスキングの痕跡を一切残さないようにするため、予めサイドウインドウガラス、バンパー、テールランプ等の外装品を取り外しています。
また、クリア塗料のボカシ目を作らないようにルーフサイド、フロントピラー、ロッカーパネルも塗装しました。

ポルシェ996カレラ4S-20100622

お客様は数ヶ月前、他店でポルシェに撥水性のガラスコーティングを施工しており、今回保険で塗装した面の再施工が認められましたので、当社で同等のコーティングを部分施工させていただきました。

ポルシェ996カレラ4S-20100622

■修理結果

ポルシェは何事もなかったように元通りになりました。
保険会社との修理協定金額は税込529,305円(部品221,445、工賃307,860)となりました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は26,000円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにポルシェ 996カレラ4Sの修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

ポルシェ カイエン GTS ボディーコーティング

ポルシェカイエンGTS-20100608

ポルシェ カイエン GTSのコーティング施工事例をご紹介いたします。
オーナー様は新車でカイエンを購入した際、ディーラーでボディーコーティングを施工したそうですが、仕上りに今一つ満足できなかったそうです。

施工からまだ1年半しか経過していないのですが、他の施工店に車を出してコーティングをやり直してリセットしたかったそうです。インターネットでいろいろ検索し、当社のサイトを目に留めて頂きました。そして今回、ボディーコーティングの施工でお車をお預かりしました。

お客様のポルシェの保管状況、日頃のお手入れ頻度などをお聞きしてお打合せした結果、ボディーのコーティングは低撥水、防汚タイプを施工させて頂きました。
このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。水滴が集まって流れ落ちるのでウォータースポットや水垢付着が気になるお客様にお薦めです。

洗車、鉄粉除去、室内クリーニングを済ませてから、ボディー各部をマスキング処理します。

数種類のポリッシャー、バフ、コンパウンドを使い分け、丹念にしっかりとカイエンのボディーを磨きあげます。この作業には決して手間を惜しみません。職人が納得いくまで丁寧に丁寧に磨きます。

溶剤で脱脂した後、コーティング剤を塗り込み、専用クロスで拭き上げます。

コーティング作業が終わると、塗装・乾燥ブースにポルシェ カイエンを格納し、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。

ボディーコーティング施工後の日常のお手入れは水洗い洗車で充分です。また付属のメンテナンスコンディショナーを月に1回程度お使い頂くとコーティングの効果が一層長持ちします。

このたびはインターパシフィックにポルシェ カイエン GTSのコーティングをご用命下さり、誠にありがとうございました。

レクサス RX450H(LEXUS) アルミホイール 修理

レクサスRX450H-20100610

レクサス RX450Hのアルミホイールの修理 塗装をご紹介します。

装着されている純正のアルミホイールはメッキ調塗装が施されています。正面から見た場合の輝度感が高く、見る角度によっては暗い影のように黒く見え、高級感のある塗装です。国産車、輸入車問わず、最近は幅広く採用されています。

メッキ調塗装について

メッキ調塗装は3層塗装になっており、今回のレクサスのアルミホイールでは、下色として最初に黒を塗装します。
その上に下色の黒を消すようにして特殊メタリック原色を塗装します。
当社で使用する特殊メタリック原色はベンツ、ポルシェ等多くの輸入車の指定塗料にもなっている、
STANDOXのPLATING SILVERです。とても高価な塗料です。
そして最後にトップコートとしてクリア塗装を行います。
色合わせが大変困難(できないと言ったほうが正確かもしれません)な塗装です。

レクサスRX450H-20100610

修理手順:

先ずタイヤを取り外し、傷を丹念に削り落します。よほど深くて酷い傷でなければ、パテ等は使用せず研ぎで仕上げます。

レクサスRX450H-20100610

次にプライマーとしてサフェーサーを塗装します。そして充分に加熱乾燥させます。

レクサスRX450H-20100610

サフェーサーを平滑に研ぎあげ塗装を行います。

レクサスRX450H-20100610

タイヤを組みつけホイールバランスを調整し完成です。

レクサスRX450H-20100610

修理費用:

今回の修理金額は税込31,868円となりました。
お客様は鈑金匠ネットのユーザー還元サービスである楽天スーパーポイントを希望されました。修理代100円につき5ポイントの付与となりますので、今回は1,590ポイントのプレゼントとなりました。楽天市場や楽天トラベルで1,590円分としてご利用いただけます。