インターパシフィックのホームページをご覧になったとのことで、ベントレーのコンバーチブル、コンチネンタル(Continental) GTCのコーティングのご依頼を受けました。
ボディーのコーティングとウインドウガラス全面の撥水コーティングを施工させていただくことになりました。
オーナー様のお車の保管環境、日頃のお手入れ頻度などをお聞きしてお打合せした結果、ボディーのコーティングは低撥水、防汚タイプを施工させて頂きました。
このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。水滴が集まって流れ落ちるのでウォータースポットや水垢付着が気になるお客様にお薦めです。
下処理の磨き作業で今回とても大変だったのが、ボンネットとフロントバンパーに付いているメッシュのグリルの処置でした。白く濁ったようにくすんでいたので、メッシュの穴一つ一つを色々な小道具を用いてピカピカに磨きあげました。全て手作業なのでかなりの労力でした。
ボディーも細部にいたるまでしっかり磨き上げ、コーティング剤を塗りこみました。
ウインドウガラスコーティングは優れた撥水性能もさることながら、油膜や汚れが付着しにくくなり、視界がクリアになります。
コーティング作業が終わると、塗装ブースにベントレーを格納し、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
これによりコーティング被膜の硬化を促進させ、一層強固な被膜が完成します。
ボディーコーティング施工後の日常のお手入れは水洗い洗車で充分です。また付属のメンテナンスコンディショナーを月に1回程度お使い頂くとコーティングの効果が一層長持ちします。
このたびはインターパシフィックにベントレーのコーティングをご用命下さり、誠にありがとうございました。