埼玉県さいたま市にお住まいのお客様よりレクサス RX270の板金塗装を依頼されましたので修理事例を御紹介します。
駐車場で当逃げ被害に遭い、相手が判らないためやむなくご自分の出費でレクサスを修理しなくてはならなくなってしまいました。
修理が必要な損傷部位はフロントバンパー左側とフロントフェンダー、
さらには左のフロントドアです。
バンパーは擦傷ですが、フェンダーとドアはへこんでいるので板金での修理が必要です。
今回は自費での修理となりますが、安くと言うよりはキチンと直して欲しいとのご要望で、修理した痕が絶対に判らないようにレクサスを直して欲しいと依頼されました。
丁寧に板金作業を行い、鉄板を極力元通りに面に復元させます。
フロントフェンダー先端部分のへこみは大して酷くはないのですが、ホイールアーチのプレスラインが若干へこんでいるので、慎重に作業する必要があります。
バンパーは変形が無いので脱着の必要も無く、また修理費用を抑えるために部分的な塗装で対処するつもりですので、フェンダーとの隙間を空ける程度にバンパーを浮かせて傷を修理しました。
板金が済むとパテを付け、しっかり硬化させてから研いで仕上げます。
ホイールアーチのプレスラインも最終的にパテ研ぎで成形します。
バンパーは擦傷程度でしたので、パテは使わず修理しました。
パテ研ぎが終わると表面をきれいに脱脂洗浄して、プライマーサフェーサーを塗装します。
それにより板金、修理部位をしっかりシールします。
赤外線ヒーターでサフェーサーを充分に加熱乾燥させます。
耐水ペーパーで丁寧に水研ぎを行い、職人の手の感触だけで平滑に仕上げていきます。サフェーサーだけでなく塗装する面をしっかり研ぎこみ、塗料の密着性を高めさせます。
研ぎ作業が終わると、レクサスを塗装ブースに入れてマスキング作業と表面の脱脂を行います。
ゴミやほこりが着かないよう慎重に塗装し、レクサス本来の塗装の肌を忠実に再現させます。
フロントバンパーは真ん中あたりでクリア塗料を薄めて吹き付け、ぼかします。
乾燥後に磨きをかければ、どこでぼかしたか全く判らなく仕上げられます。
レクサスRX270はご覧の通り、きれいに仕上がりました。お客様にも大変喜んで頂けました。
レクサスRX270の修理費用は部品代を含め、税込160,000円となりました。
このたびは埼玉県さいたま市よりわざわざお越しくださり、インターパシフィックにお車の修理をご依頼頂き、誠にありがとうございました。
元通りになったレクサス、大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。