レクサス RC Fに新技術の【スプレー式】ペイント・プロテクションフィルムを施工させて頂きましたのでご紹介します。
今回ご依頼のあったレクサスRC Fは、エンジンフード、ルーフ、アクティブリヤウィングに特殊カーボンCFRPが採用されたカーボンエクステリアパッケージです。
1年半程前に新車で購入され、屋内保管でとても大切にされているのですが、カーボン製のボンネットに飛び石傷が付いてしまいました。
飛び石傷が付くのを気にしすぎるとドライブを楽しむこともできないので、プロテクションフィルムを貼ろうかと検討されていたところ、Fenix Scratch Guard(フェニックス・スクラッチガード)のことを知って頂き、施工を依頼していただきました。
主に高級車やスーパーカーを中心に最近普及が進んでいるペイント・プロテクションフィルムですが、これまでは薄い透明なフィルムを貼る施工方法しかありませんでした。
ところが今回レクサス RC Fに施工させて頂いたFenix Scratch Guard(フェニックス・スクラッチガード)は、「貼る」プロテクションフィルムではなく、「塗装する」プロテクションフィルムなのです。
Fenix Scratch Guardは衝撃吸収性に優れた膜厚130μm(0.13mm)以上のスクラッチガードクリアを塗装することで、飛び石などによる傷を大幅に軽減することができます。
従来の「貼る」タイプのプロテクションフィルムは近くで見ると貼ってあることがわかってしまうくらいなので、どうしても塗装の艶や質感を損ねてしまい、また磨く事ができないので時間とともにフィルムの透明度が劣化し、フィルムの切れ目(エッジ)の部分に汚れが溜まったり剥がれてきたりという問題があります。しかしFenix Scratch Guard(フェニック・ススクラッチガード)はスプレー塗装で施工するプロテクションフィルムなので、フィルムの切れ目(エッジ)が無く、深くない傷であればポリッシャーで磨いて消すことができるので、メンテナンスを定期的に行えば綺麗な外観を長期間維持することができます。
今回、レクサス RC Fはフロントバンパー、社外のカーボン製フロントスポイラー、フードパネルにFenix Scratch Guardを施工させて頂きました。
先ずはカーボン製のエンジンフード(ボンネット)に付いた飛び石傷を補修します。
傷にクリア塗料を筆さしして、しっかり硬化させます。
硬化したクリア塗料の飛び出た部分を研磨紙で研いで平らにします。
ポリッシャーで磨いて仕上げるとほとんど目立たなくなります。
施工は塗装ブースの中で行います。
塗装ブース室内の天井からフィルターを通してゴミやホコリを除去した空気が床に向けて圧送されているクリーンルームのような作業環境で熟練の塗装工が作業いたします。
Fenix Scratch Guardは4層構造になっており、1層目(密着材)と2層目(バインダー)はそれぞれ1コートですが、飛び石などによる衝撃を吸収し柔軟性を保持するための層である3層目は4~5コート塗り重ねここで膜厚を確保します。4層目のトップコートは硬さ、耐擦り傷性、耐候性(70%UVカット)に優れ、深い艶を出す役割の層で2コートで仕上げます。
フロントバンパーは脱着し、グリルやセンサー、ランプなどを全て取り外して塗装しますので、貼るタイプのプロテクションフィルムのように切れ目(エッジ)や段差が一切生じません。
フロントスポイラーも脱着して単体でプロテクションフィルムを塗装します。
完成です。プロテクションフィルムを施工してあることが全く分からない仕上がりになります。
レクサスRC Fのフェニックススクラッチガード施工費用は、フロントバンパー・120,000円(税別)、フロントスポイラー3点・80,000円(税別)、フードパネル・130,000円(税別)で合計330,000円(税別)となりました。
このたびはインターパシフィックにレクサスRC Fのペイント・プロテクションフィルム施工をご依頼くださり、誠にありがとうございました。
【スプレー式】ペイント・プロテクションフィルムの詳しい説明はコチラをご覧ください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。