日産 GT-R(R35)の板金塗装 修理事例をご紹介します。右リアフェンダーの直径10cmほどの凹みを板金し、GT-Rの特別塗装色、KABアルティメイトメタルシルバーを塗装する修理 事例です。
GT-Rの特別塗装色、KAB アルティメイトメタルシルバーとは
通常のメタリック塗装はベースカラーを塗装し、その上にクリアー塗装を行う2コート塗装なのですが、このアルティメイトメタルシルバーは何と4コート塗装なのです。
最初にシルバーメタリックのベースコートを塗装し、次に1回目のクリアー塗装を行います。加熱乾燥の後、塗膜を平滑に研いで仕上げます。その上に特殊メタリック原色(蒸着アルミ)を塗装し、トップコートとしてクリアー塗装を行います。塗装の質感は磨きあげられた金属のようになり、メッキ調塗装とも言われております。
色合わせは困難を極め、塗装の実作業では緻密なアルミの配向性を実現するために、入念な下地作業が必要となります。作業工程も多く塗装の難易度は最も高いものの一つと言えるでしょう。また、特殊メタリック原色は通常のメタリック塗料の何倍もする大変高価な塗料です。
修理内容:
リアフェンダーを板金で修理し、パテを薄く付け、充分乾燥させて後、研いで仕上げます。
今回は自費での修理なのですが、お客様は仕上り重視の修理を希望されましたので、塗装の妨げとなるリアサイドガラス、ルーフサイドモール、テールランプ、ステップカバー、バンパーなどの付属品は全て脱着させていただきました。
2液硬化型のサフェーサーを塗装し、加熱乾燥により完全硬化させます。
ゴミやホコリを完全に遮断するクリーンルームのような塗装ブースの中で、GT-Rの高難易度な4コート塗装を行います。
前述したように色合わせが困難なため、隣接するドアのぼかし塗装も必要となります。使用する塗料はベンツ、ポルシェ等多くの輸入車の指定塗料となっているスタンドックスです。
修理結果:
日産 GT-Rの板金塗装 修理代金は税込で工賃が178,584円、部品代が9,041円となり、合計187,625円となりました。お客様にはGT-Rの仕上りにご満足頂きました。
お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットのENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は9,000円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。このたびは日産 GT-Rの板金塗装 修理をご依頼くださり誠にありがとうございました。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
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インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。