川崎市中原区にお住いのお客様より、トヨタ ハリアーの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様はふと見ると、トヨタ ハリアーの左フロントフェンダーに身に覚えの無いへこみがある事に気付いたそうです。
表面上は傷が無くへこみだけなのですが縦方向にへこんでおり、走行中にどこかにぶつけて付いたような傷には見えず、お客様もどこかに駐車した際に隣の車のドアで当てられてしまったのではないかと仰っていました。
ぶつけた相手が分かれば修理費用の請求も出来るのですが、今となってはもうどこの誰かも分からない状況です。
この位の損傷修理に車両保険を使ってしまうと、修理費用よりも翌年以降の保険料の値上がり分の方が高くなってしまう為、自費で修理する事になりお車をお預かりしました。
今回のトヨタ ハリアーの作業方針は、左フロントフェンダーのへこみの板金修理及びフロントフェンダー1面の塗装と言う内容になります。
まずはへこみを丁寧に板金修理し、後の塗装工程の為にヘッドライトとフロントバンパーの左側を部分的に取り外し、塗装時のマスキング作業がし易い様にしておきます。
板金修理部分に僅かに残る凹凸にはパテを付けて綺麗に成形しますが、パテを付ける範囲を広げ過ぎないように注意して作業します。
パテを付けた部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ここでも、プライマーサフェーサーを塗る範囲を広げ過ぎない様に注意します。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がトヨタ ハリアーの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
このトヨタ ハリアーの塗装色はホワイトパールクリスタルシャイン(カラーNo.070)と言って、3コートパール色になります。
この3コートパール色は調色の難易度が高い色で、隣接するパネルとの色をピッタリ合わせる事がとても難しく、隣接パネルへの色合わせの為のボカシ塗装が必要になる事が多い色です。
今回のフロントフェンダーのへこみももう少しフロントドアに近い部分にあったり、鈑金作業・パテ付け作業、プライマーサフェーサーの塗装範囲がもっと広範囲に及んでしまっていたら、フロントドアへの色合わせの為のボカシ塗装が必要になっているところでした。
フロントドアへも塗装作業が及ぶとなりますと、その分余計に修理費用が掛かってしまいお客様への費用負担が大きくなってしまいますので、一番最初の鈑金工程の時点から作業範囲を広げ過ぎないようにすることが大事になります。
塗装作業完了後、部分的に取り外していたヘッドライトやフロントバンパーを元通り組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてトヨタ ハリアーの板金塗装 修理は完了です。
今回のトヨタ ハリアーの修理費用は、作業工賃が55,000円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックに、トヨタ ハリアーの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったトヨタ ハリアーを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。