アストンマーティン ヴァンテージ 板金塗装 修理事例(保険修理) | 板金塗装はインターパシフィック

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当社は2022年3月よりTESLA(テスラ)社の認定修理工場として業務を開始いたしました。
まことに申し訳ございませんが現在テスラに限定して修理を承っており、他メーカーのお車の修理を受付ておりません。

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アストンマーティン ヴァンテージ 板金塗装 修理事例(保険修理)


埼玉県にお住いのお客様より、アストンマーティン ヴァンテージの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様は自宅マンションの地下駐車場から出る際に、慣れた場所だった事もあり気を抜いてしまい、目測を誤り壁にアストンマーティン ヴァンテージの右フロント部分を擦ってしまったそうです。
フロントフェンダーとフロントバンパー、更にヘッドライトも傷付いてしまい修理費用が高額になる事が予想される為、ご加入の車両保険を使って直す事になりお車をお預かりしました。

保険会社による損傷状態の確認(立ち会い)が済んでから損傷部周辺を分解した所、フロントフェンダーの内部に付いているエアクリーナーケースの取付けステーが折れている事が判明し、この損傷も今回ぶつけた事による同一事故の損傷と認定されました。
今回のアストンマーティン ヴァンテージの作業方針は、割れてしまっている樹脂製の右フロントフェンダーは取替及び塗装、フロントバンパーは傷の修理及び塗装、右ヘッドライトとエアクリーナーケースの取替となります。
また、交換するフロントフェンダーに隣接するボンネットとドアには色合わせの為のボカシ塗装をする事になりました。
今回のストンマーティン ヴァンテージの修理に必要な部品のほとんどが国内に在庫が無く本国からの手配になりました。
お客様もアストンマーティンの部品の入手には時間が掛かる事が多いのはご存じでいらっしゃり、修理完了までにお時間が要する事をご了承いただきました。

ようやく届いた新品のフロントフェンダーと車体から取り外したフロントフェンダーを並べて形状の違いが無いか良く見比べます。

新品のフロントフェンダーとヘッドライト、そして部品が届くまでの間に傷を削って修理しておいたフロントバンパーを車体に組み付け、パネル同士の隙間や面の出入り具合を確認します。

新品のフロントフェンダーはドアとフロントバンパーとの面の出入り具合を削って調整する必要がありました。


フロントフェンダーは1面全面とフロントバンパーは傷を削った部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。

ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がアストンマーティン ヴァンテージの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。


フロントフェンダーとフロントバンパーを塗装しやすい高さの台にセットして、ボディ同様に熟練の塗装職人が丁寧に塗装します。

自動車の塗装の表面は肌と呼ばれる僅かな凹凸があります。
これは、メーカーや車種によっても肌の凹凸具合が異なるのですが、ロールスロイスやベントレー、そしてこのアストンマーティン等一部の輸入車は塗装の表面がまるで鏡の様につるつるの状態になっています。これを私たちは鏡面仕上げと呼んでいます。このように塗装を仕上げることで独特な高級感を出しているのです。
通常通りに塗装してはこの鏡面仕上げには出来ないので、クリアー塗料を若干厚めに塗装し、硬いあて板を付けた研磨紙で塗装面を写真の様に平滑に研ぎ上げ、肌の凹凸を完全に削り取ってしまいます。
この後、数種類のコンパウンドとバフを使いポリッシャーでつるつるに磨き上げます。
先ずは研磨紙で研いだ塗装面全てを粗めのコンパウンドで磨き、段階的に細目、微粒子、超微粒子とコンパウンドを数種類使い分けて磨き上げていくので、鏡面仕上げになっていない普通の車に比べ塗装工程や磨き作業には多くの手間や時間を要します。そのため塗装費用が高額になってしまいます。

塗装作業・鏡面仕上げ磨き完了後、取り外していた部品を全て元通りに組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてアストンマーティン ヴァンテージの板金塗装 修理は完了です。

今回のアストンマーティン ヴァンテージの保険会社との協定修理費用は、部品代が1,429,472円と作業工賃が1,320,000円の合計2,749,472円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにアストンマーティン ヴァンテージの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったアストンマーティン ヴァンテージを大切にお乗りください。

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