アウディA3 車両保険での板金塗装 修理です。
■損傷状況
コインパーキングから出庫する際、縁石にアウディA3の右側面をこすってへこませてしまいました。
ドアパネル、リアフェンダー、ロッカーパネルがかなり酷くダメージを受けてしまいました。
オーナー様は車両保険に加入していましたので、今回は保険を使ってキッチリ綺麗に修理したいとのご要望でアウディをお預かりさせていただきました。
■修理方針
ドアパネルはへこみや歪みが大きいため、新品部品に取り替えます。
リアフェンダーとロッカーパネルは車の骨格に溶接されているため、むやみに取り替えてしまうと、将来お車を買い換える際に再販価値が下がってしまう恐れがありますので、手間はかかりそうですが板金で修理させて頂くことにしました。
■修理工程
リアフェンダーとロッカーパネルはパネルの裏側に手が入らないため、ヘコミを叩き出すことができません。そのため引き出し板金で修理しなくてはなりません。
凹んだ部位にワッシャーを溶接し、パネルを引き出します。大きな面積を引き出す場合にはワッシャーを複数枚溶接し、ワッシャーの穴に鉄棒を通し、スライディングハンマーで引き出します。一度に力任せで引き出すのではなく、慎重に、少しずつ何度も繰り返し行います。
へこんであれだけ変形が酷かったパネルが板金でこのように元に戻ります。
板金が終わるとパテを付け、研いで仕上げます。
サフェーサーを塗装し、赤外線ヒーターで充分に加熱乾燥させます。
取り替える新品のドアパネルにもサフェーサーを塗装し、パネルの裏側にはボディー色のシルバーを塗装します。
ロッカーパネルにチッピングコートを塗布します。反対側と同じ質感の肌になるようにしなくてはなりません。
外板パネルを塗装する前段階でロックピラーの塗装を済ませます。
ゴミやホコリを遮断した塗装ブースの中で熟練の塗装職人によってアウディのボディーを塗り上げます。
樹脂製のモール類も塗装します。
アウディA3は何事も無かったかのように元通りになり、オーナー様も仕上りにご満足して頂けました。
保険会社との修理協定金額は税込636,258円(部品136,584円、工賃499,674円)となりました。
お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットのENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回のアウディA3のように車両保険で修理した場合でもプレゼントの対象となります。今回は31,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOSのサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにアウディA3の板金修理をご用命くださり誠にありがとうございました。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。