東京都大田区にお住いのお客様より、アウディ A4アバントの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
奥様がお買い物に出掛けた先の駐車場にバックで駐車した際に、後ろに設置してあった消火器に気付かずにアウディ A4アバントのリアゲートをぶつけてしまったそうです。
お客様はまずお見積りの為にご来店くださいました。
アウディ A4アバントのリアゲートはアルミ製パネルの為、へこみ部分の裏側を直接押し出す事が出来るか否かで板金修理の可否が異なります。
お見積りの段階では内張りを取り外して確認する事が出来ませんでしたので、板金修理が可能だった場合とリアゲートが取替になった場合の2パターンでのお見積りをお出ししました。
後日、板金修理可能であれば自費での修理、パネル取替の必要があれば車両保険での修理と言う事でお車をお預かりしましたが、出来るだけ車両保険は使いたくないとのご要望です。
スチール製パネルのへこみであれば表側にワッシャー等を溶接して引き出す方法を採る事が出来ますが、アルミ製パネルの場合同様の方法は採る事が困難な為、へこみを裏側から直接押し出す必要があります。
まずはリアゲートの内張りを取り外して裏側の状態を確認したところ、ちょうどへこみの裏側は袋状になっており、へこみの裏側に直接触れる事が出来ない構造になっておりました。
順当に修理を進めるとなればリアゲート取替となるところですが、お客様からの出来るだけ車両保険を使いたくないとのご要望があることから、へこみの裏側のパネルに小さく穴を開けそこから工具を差し込んでへこみを板金修理すると言う作業方法をご提案し、自費で板金修理する事になりました。
へこみの裏側を直接工具で押し出し丁寧に板金修理しました。
板金修理部分に僅かに残る凹凸にはパテを付けて綺麗に成形します。
塗装作業の妨げになるリアゲートガラスやテールランプ類を取り外しておきます。
パテを付けた部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がアウディ A4アバントの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
塗装作業完了後、取り外していたリアゲートガラスやテールランプ類を元通りに組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてアウディ A4アバントの板金塗装 修理は完了です。
今回のアウディ A4アバントの修理費用は、部品代が6,160円と作業工賃が138,600円の合計144,760円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックに、アウディ A4アバントの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったアウディ A4アバントを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。