横浜市神奈川区にお住いのお客様より、メルセデスベンツ G350dのリアバンパー修理塗装を依頼されましたのでご紹介します。
お客様はご家族でキャンプに出掛け、キャンプ場内でUターンしようとした際に誤って電灯の柱にメルセデスベンツ G350dのリアバンパーをぶつけてしまったそうです。
保険料の値上がりを考慮して自費で修理する事になりお車をお預かりしました。
メルセデスベンツ G350dのリアバンパーは3分割の構造になっておりますが、よく見ると右側のコーナーカバーが大きく変形しています。
部品のサイズ感からしてもそれ程高額ではないと考えしかも変形が大きい為、当初はリアバンパーセンターカバーを修理塗装、右コーナーカバーを取替塗装と言う作業方針でおりました。
しかし、部品の在庫状況と価格のお見積りを取ったところ、右コーナーカバーは7万円以上もする高額部品であることが分かり、お客様ともご相談の上、既存の部品を出来る限り加熱修正してみてどうしても思うように直らない場合には部品交換すると言う方針に変更する事になりました。
リアバンパーASSYを取り外した内部のバンパーブラケットの取付け位置が大きくずれてしまっています。
ブラケット自体はかなり頑丈なスチール製の為曲がったりはしていませんので、この後取付ボルトを緩め元の位置へ調整します。
取り外したリアバンパーの右コーナーカバーの変形部分を赤外線ヒーターで温め、時間を掛け大きな変形を徐々に戻していきます。
リアバンパーを分解後、右コーナーカバーの変形部の裏面と表面にプレートをあててバイスグリップで挟みながら加熱修正します。
時間を掛け丁寧に加熱修正したことで綺麗に変形を直す事が出来ました。
リアバンパーセンターカバーの傷はサンダーで削り落します。
傷を削り落した部分を覆い隠すようにプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、塗装しやすい高さの台にセットしたリアバンパーを、熟練の塗装職人がメルセデスベンツ G350dの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
塗装作業完了後、リアバンパーを元通り車体に組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてメルセデスベンツ G350dのリアバンパー修理塗装は完了です。
今回のメルセデスベンツ G350dの修理費用は、部品代が3,212円と作業工賃が151,800円の合計155,012円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにメルセデスベンツ G350dのリアバンパー修理塗装をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったメルセデスベンツ G350dを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。