東京都品川区にお住いのお客様より、メルセデスベンツ AMG G55Lのバンパー修理塗装を依頼されましたのでご紹介します。
信号待ちから発車した際に、誤って前方にいた車両に追突してしまったそうです。
フロントバンパーがへこみ、ナンバープレートも曲がってしまいました。
車両を横方向から確認すると、フロントバンパーとオーバーフェンダーとの隙間が左右で異なり、右側が1cm程押し込まれている様です。
お客様は自費での修理を希望され、お車をお預かりしました。
先ずはフロントバンパーを車体から取り外してへこみを修復します。
一般的に多くの乗用車のバンパーは樹脂製となっておりますが、このメルセデスベンツ AMG G55Lのフロントバンパーの3分割の内のセンター部分はスチール製です。
しかも、スチールパネルの厚みがドアやフェンダー等の外板パネルよりもかなりの厚みがあり、単に裏側から叩いただけではへこみを修復するのは困難です。
したがって、バーナーの火でへこみ部分を炙った上で板金修理する事にしました。
板金工程が完了しました。
このまま塗装工程に移行しても問題無いように見えますが・・・。
僅かに残ってしまったひずみにパテを付けて綺麗に成形します。
板金部分以外にも石跳ね傷もあったので、フロントバンパー全面にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がメルセデスベンツ AMG G55Lの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
塗装が完了したフロントバンパーセンター部分を元通りに組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてメルセデスベンツ AMG G55Lのバンパー修理塗装は完了です。
ちなみに、フロントナンバープレートは陸運局に申請して同じ番号で再発行しました。
フロントバンパーとオーバーフェンダーの隙間の左右差の問題は、バンパーステーの修正及び調整で問題無く解消されました。
今回メルセデスベンツ AMG G55Lのバンパー修理費用は、作業工賃が90,000円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックに、メルセデスベンツ AMG G55Lのバンパー修理塗装をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったメルセデスベンツ AMG G55Lを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。