今年新車で購入したばかりのBMW 320iの板金塗装 修理をご紹介いたします。
■損傷状況・原因
お客様は工事で片側交互通行になっていた道路を運行中、移動式のガードレールに右側面を擦ってしまいました。右側のフロントフェンダーからリアバンパーまで広範囲な損傷となっております。
ドアとリアクォーターパネルは全体的に酷くへこんでいます。
ドアミラーもレンズが飛んでなくなっています。
前後のタイヤ、アルミホイールも傷付いています。
■修理方針
損傷が広範囲で修理金額も高額になりそうなので、お客様が加入している車両保険を使ってBMW 320iを修理させて頂くことになりました。
損害保険会社の技術アジャスターさんとの打ち合わせの結果、ドアパネル、ドアミラー、前後のタイヤ&アルミホイールは交換することになりました。
リアクォーターパネルはむやみに交換すると修復歴車となってしまいます。今回程度であれば修理が可能ですので、板金で対処することにしました。フロントフェンダー、ロッカーパネルカバー、リアバンパーもすり傷程度の損傷ですので、修理することになりました。
■修理内容
新品のドアパネルをBMWに装着し、建付けを調整します。
ドアパネルとの建付けのバランスを確認しながら、広範囲にダメージを受けたリアクォーターパネルを板金します。この先長く乗られるお車です。元通りの面になるよう、丁寧に丁寧に板金します。
高耐久性のパテを付け、充分乾燥させてから研いで仕上げます。
サフェーサーを塗装し、加熱乾燥により硬化させます。
新品のドアパネルも一度取り外し、サフェーサーを塗装します。
パネルの裏側を塗装します。
BMW 320iのフロントフェンダーは樹脂製です。傷があまり深くなかったので、パテは使わずに修理しました。
フェンダーにもサフェーサーを塗装します。
ロックピラーを塗装します。
ボディーの右側面を塗装します。塗装ブースの中で、熟練の塗装職人がBMWオリジナルの塗装の肌を再現させます。
ドアミラーや小さな部品も丁寧に塗装します。
バンパーやロッカーパネルといった樹脂部品はクリア塗料に軟化剤を混ぜ、塗膜がしっかり硬化しても柔軟性を保つようにします。
飛び石による傷を付きにくくしたり、素材そのものが柔らかいため塗装が割れるのを防止するのが目的です。
■修理結果
BMW 320iはすっかり元通りになりました。
保険会社との修理協定額は税込み1,110,270円(工賃589,071円、部品521,199円)となりました。
お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットのENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回のBMW 320iのように車両保険で修理した場合でもプレゼントの対象となります。今回は55,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにBMW 320iの板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。