東京都品川区にお住いのお客様よりBMW428iのリアバンパーの修理を依頼されましたのでご紹介します。
BMW428iのリアバンパー左角をバックで電柱にぶつけてしまったとの事で、バンパーの左角が大きくへこんで変形してしまいました。
お客様は自費での修理を希望されました。外見で分かる損傷は、リアバンパー左角の変形と傷、左テールランプ・リフレクター・バンパーメッキモールの割れになりますが、バンパーを外した内部にも損傷が及んでいる可能性があるので、バンパーを取り外した後お見積りをご連絡すると言う事でお車を預かりました。
リアバンパーを外したところ、バンパー取付ブラケットの割れとテールランプハウジングが若干押し込まれているのが確認できました。
リアバンパーリーンホースメントとバックパネルにも変形が確認できました。
お客様に損傷状態をご報告したところ、今回は自費での修理で費用を抑えたいとのご要望もあり、特にバンパーの取付に支障は無いのであれば、こちらはそのままで修理しないと言う事になりました。
テールランプハウジングについては、新品部品を付ける際立付けが悪くなってしまうので、スライディングハンマーで引出して修正しました。
リアバンパー左側のパーキングセンサー付近をぶつけておりますが、センサー自体の作動は問題ありませんでした。
しかし、裏側から確認するとセンサー取付ブラケットの一部が折れており、センサーブラケットのみの部品が入手できたのでブラケットを交換しました。
リアバンパーの変形部分を赤外線ヒーターで温め、少し柔らかくしながら裏側から押し出して変形を修正します。
裏側から押し出しただけでは綺麗に面が出ないので、傷と共に表面を削って修理します。
樹脂が押し潰されている箇所は裏側を樹脂用接着剤で補強して修理しました。
リアバンパー表面の削った部分にプライマーサフェーサーを塗装し、修理した部位をしっかりシールして充分に乾燥させます。
目の細かいサンドペーパーで表面を平滑に研ぎ上げたリアバンパーを塗装ブースに移動し、熟練の塗装職人がBMW428iの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
今回はリアバンパー左側半分位までの部分塗装で作業しました。
割れてしまったバンパーブラケットを新品に交換し、塗装が済んだリアバンパーに新品のリフレクターとメッキモールを組み付けてから車体に取付けて作業終了です。
テールランプもハウジングを修正したので立付けも問題ありません。
今回のBMW428iの修理費用は、部品代67.672円と工賃94.068円の合計161.740円(税込)になりました。
このたびはインターパシフィックにBMW428iのリアバンパー修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったBMW428iを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。