川崎市高津区にお住いのお客様より、BMW X2の板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
息子さんが運転時にコインパーキングのポールに誤ってBMW X2の右リアドアをこすってしまったそうです。
また別の時に、今度はご主人様がお出掛け先の駐車場で、石垣の出っ張り部分に気付かずにBMW X2のリアバンパーをぶつけてしまいました。
車両保険を使うにも2箇所の損傷はそれぞれ別々の事故でカウントされますので、次回の保険更新時には2事故で合計6等級も等級ダウンしてしまい保険料金も大幅にアップしてしまいます。
現在の保険等級の事も考慮すると車両保険は使わない方が得策という判断になり、自費修理としてお車をお預かりしました。
今回のBMW X2の作業方針は、右リアドアの板金修理及びリアドア1面の塗装と右リアフェンダーアーチモールの修理塗装、リアバンパーの変形修理及びリアバンパー1本全面の塗装と言う作業内容になります。
まずはリアドアパネルのへこみを丁寧に引き出し板金修理します。
板金修理部分に僅かに残る凹凸にはパテを付けて綺麗に成形します。
リアフェンダーアーチモールの変形を加熱修正し、樹脂用の接着剤を使い元通りの形状に復元させます。
鈑金修理したリアドアパネルとフェンダーアーチモールとの隙間や面の出入り具合を確認しながら表面を平滑に削ります。
リアバンパーは車体から取り外して分解し、リアナンバーポケット右側の変形をヒートガンで温め、柔らかくなったところを表側から押し込んで変形を修正します。
加熱修正だけでは整わない僅かな凹凸には樹脂用接着剤を付けます。
樹脂用接着剤を平滑に削り落として綺麗に成形します。
リアドア・フェンダーアーチモール・リアバンパーのそれぞれの修理部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がBMW X2の塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
今回の修理において費用面を考えなければ、リアドアを塗装する際に隣接するクォーターパネルへの色合わせの為のボカシ塗装をするのがベストな作業方法になります。
しかし、今回は自費修理で仕上がりのクォリティを求めつつも、抑えられる費用は抑えたいとのご要望があり、またお車も新しく傷の無いパネルへの塗装作業にも少し抵抗があるとの事だったので、多少の色の差異が発生する可能性がある事をご了承いただいた上で、リアドアパネルのみの塗装で済ませました。
フェンダーアーチモールを塗装し易い高さの台にセットし、ボディとは別に調色した塗料を丁寧に塗装します。
オリジナルの艶引け感を再現するには、熟練の塗装職人のこれまでの経験がものを言います。
リアバンパーを専用の塗装台にセットして、こちらも熟練の塗装職人がBMW X2の塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
塗装作業完了後、取り外していた部品を元通り組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてBMW X2の鈑金塗装 修理は完了です。
心配していたリアドアとクォーターパネルとの色の差異は、ほぼ違和感を感じる事も無く綺麗に塗装できました。
今回のBMW X2の修理費用は、部品代が10,846円と作業工賃が221,034円の合計231,880円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックに、BMW X2の鈑金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったBMW X2を大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。