東京都品川区にお住いのお客様より、BMW 420iグランクーペの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様はご自宅の駐車場から出る際に少し考え事をしてしまったそうで、ハンドル操作を誤りBMW 420iグランクーペの左側面を壁に巻き込んで擦ってしまいました。
当初、お客様は自費での修理を検討されており、リアドアとクォーターパネルのへこみとリアバンパーの傷だけが直せれば良いとの事でしたが、費用を抑えた方法だとしても20万円程のお見積りにはなってしまった為、保険会社に今後の保険料金や免責金を確認し再検討の結果、車両保険を使って直す事になりお車をお預かりしました。
今回のBMW 420iグランクーペの損傷は、左フロントドアの後端部に擦り傷がありリアドアとクォーターパネルのへこみ、サイドステップカバー後端部とリアバンパーの左角の傷となります。
フロントドアとサイドステップカバーの損傷は目をつぶるとの事で自費修理のお見積りには計上しておりませんでしたが、車両保険を使うのであれば今回の一連の損傷部分をベストな方法で修理する事が出来、何かしらの作業を省いたり塗装範囲を狭めたりする必要はありませんので、作業方針は左リアドア・クォーターパネルの板金修理及び塗装と、左フロントドア・サイドステップカバー・リアバンパーの修理塗装と言う内容になります。
まずは、サイドステップカバーとリアバンパーを車体から取り外して、リアドアとクォーターパネルにあるへこみを板金修理します。
板金修理部分に僅かに残る凹凸にはパテを付けて綺麗に成形します。
取り外したサイドステップカバーとリアバンパーの傷をサンダーで削り落します。
ボディのパテを付けた部分やサイドステップカバーとリアバンパーの傷を削った部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がBMW 420iグランクーペの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
自費修理と異なり取り外すべき部品はきちんと取り外してマスキングの形跡を残さないようにし、塗装範囲もプレスラインやパネルの細い部分で塗り分けをすることなくひと繋がりのパネル全面を塗装します。
サイドステップカバーとリアバンパーは塗装のしやすい高さの台にセットし、ボディ同様にそれぞれ全面を塗装します。
塗装作業完了後、取り外していた全ての部品を元通り組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてBMW 420iグランクーペの板金塗装 修理は完了です。
今回のBMW 420iグランクーペの保険会社との協定修理費用は、部品代が31,086円と作業工賃が411,400円の合計442,486円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにBMW 420iグランクーペの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったBMW 420iグランクーペを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。