川崎市にお住いのお客様より、フェラーリ カリフォルニアTの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様はお出掛け先で駐車場に車を止め、用事を済ませ数時間後にお車に戻ると、フェラーリ カリフォルニアTの右フロントフェンダーが大きくへこんでいたそうです。
来るときには無かったへこみで、もちろんご自分でぶつけてもいない為、おそらく駐車中に誰かに当て逃げされてしまったようです。
その駐車場には防犯カメラは設置されておらず、警察に届け出たものの犯人は見つからず、車両保険を使って直す事になりお車をお預かりしました。
フェラーリ カリフォルニアTのフロントフェンダーはアルミ製です。
へこみの裏側を直接押し出す事が出来れば板金修理するつもりでいたのですが、フェンダーライナーを取り外して裏側を確認すると、補強パネルが溶接されていてへこみに直接アクセス出来ず、今回はフロントフェンダーを交換する事になりました。
先ずはへこんだフロントフェンダーを車体から取り外します。
入手した新品部品と取り外した部品を隅々までよく見比べ、同じ物かブラケットの欠損等が無いかをよくチェックします。
率直に申しますと、国産車やドイツ車に比べるとイタリア車の補修部品は新車時に付いている部品より精度が劣る事がしばしば見受けられ、加工無しではそのまま取り付けられないと言った事が起こり得るのです。
部品自体に問題は無く、今度は実車に仮付けしてパネルの立付けやパネル間の隙間の確認をします。
この時点で必要に応じて表面を削ったりして加工修正をします。
表面をサンディングしたフロントフェンダーを塗装台にセットし、表側にはプライマーサフェーサーを塗装します。
裏側は、グレーの下地色を塗った後、必要な箇所にボディ色の黒をオリジナルの雰囲気を再現すべく塗装します。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人が塗装台にセットしたフロントフェンダーをフェラーリ カリフォルニアTの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
フロントフェンダーを取り替えることにより、隣接するドアへの色合わせの為のボカシ塗装が必要になり、フェンダーパネル同様にゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、丁寧に塗装します。
塗装作業完了後全ての部品を元通り組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてフェラーリ カリフォルニアTの板金塗装 修理は完了です。
今回のフェラーリ カリフォルニアTの保険会社との協定修理費用は、部品代が667,548円と作業工賃が662,040円の合計1,329,588円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックに、フェラーリ カリフォルニアTの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったフェラーリ カリフォルニアTを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。