神奈川県大和市にお住いのお客様より、フォード マスタングの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様はお出掛け先で道に迷ってしまった際に狭い道に入り込んでしまい、少し慌ててしまっていた事もありフォード マスタングの右フロント部分をポールにぶつけてしまったそうです。
車を降りて損傷を確認したお客様は、高額な修理費用になる事を予想されすぐに加入されている保険会社に連絡したそうです。
ヘッドライトやウインカーレンズにも損傷があることから、車両保険のロードサービスによって積載車で陸送されて来てお車をお預かりしました。
写真では一見それ程大きな損傷には見えないかもしれませんが、フロントバンパーは変形しヘッドライトやウインカーレンズが割れ、ボンネットの先端部分も折れ曲がっています。
今回のフォード マスタングの作業方針は、変形したフロントバンパーが取替塗装、アルミ製のボンネットも取替塗装、右フロントフェンダーはへこみの板金及び塗装とヘッドライトやウインカーレンズの取替と言う作業内容になります。
まずは、新品のボンネットやフロントバンパーを仮付けして立付けの確認をしつつ、フロントフェンダーのへこみを板金修理します。
板金修理部分に僅かに残る凹凸にはパテを付けて綺麗に成形します。
実は、今回の大きな取替部品のほとんどが日本国内には在庫が無く、本国アメリカからの取り寄せとなっており約1ヶ月程部品の入荷を待っていました。
なぜかヘッドライトだけ更に時間が掛かっていたのですが、鈑金作業を進めているうちにタイミングよく入荷したので、全ての部品を仮付けして、各部品間の隙間や面の出入り具合を確認・調整してから次の工程に移ります。
新品のボンネットの裏側のシーリングです。
メーカーや車種によってはシーリングが入った状態で部品供給される事もあるのですが、このフォード マスタングの場合はシーリングはされていなかった為、オリジナルと見比べながら丁寧にシーリングを施します。
こちらはオリジナルのシーリングです。
職人の手作業になりますので、オリジナルと全く同じ様にとは行きませんが、雰囲気はかなり近づけられたと思います。
ボンネットの端を一周シーリング施工しました。
フロントフェンダーの板金修理部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がフォード マスタングの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
ボンネットも専用の塗装台にセットして丁寧に塗装します。
ボンネットの裏側も同時に塗装します。
新品のフロントバンパーも塗装し易い高さの台にセットして、熟練の塗装職人が丁寧に塗装します。
塗装作業完了後、全ての部品を元通り組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてフォード マスタングの板金塗装 修理は完了です。
今回のフォード マスタングの保険会社との協定修理費用は、部品代が556,897円と作業工賃が317,680円の合計874,577円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックに、フォード マスタングの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったフォード マスタングを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。