横浜市港南区にお住いのお客様より、プジョー 3008の板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様はお買い物先のスーパーの駐車場から出る際に、緩衝材の付けられた柱にプジョー 3008の左リアドアを内輪差で巻き込んでしまったそうです。
左リアドアがへこみフェンダーアーチモールも変形しており、板金修理塗装と部品交換が必要になりますが、車両保険を使うと翌年からの保険料金が値上がりしてしまう為、今回は出来るだけ費用を抑えた方法での自費修理としてお車をお預かりしました。
今回のプジョー 3008の作業方針は、へこんだリアドアの板金修理及びリアドア1面の塗装と、隣接するクォーターパネルへの色合わせの為のボカシ塗装、変形しているフェンダーアーチモールの交換と言う作業内容になります。
まずはリアドアのへこみ周辺の塗膜を剥がし、スタッド溶接機の先端を直接パネルに溶着し、スタッド溶接機の軸に付いた重りを手前側のストッパーに引き当てる事によってピンポイントにへこみを引き出します。
この作業をへこみ全体が元の面に戻るまで繰り返し行います。
スタッド溶接機での引き出し作業で戻り過ぎた部分はハンマーで叩き面を整え、溶着痕をサンダーで綺麗に削り落とし板金作業は完了です。
フェンダーアーチモールの取り付け部分が押されて変形していたので、スライディングハンマーを使い徐々に変形を修復します。
新品のフェンダーアーチモールを何度も仮合わせしながら、引き出し過ぎない様に慎重に作業します。
リアドアの板金修理部分に僅かに残る凹凸にはパテを付けて綺麗に成形します。
パテを付けた部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
リアドアと色合わせの為のボカシ塗装をするクォーターパネルの表面を目の細かい研磨紙で研ぎ上げた後、様々な技術を駆使してマスキングを施します。
今回、リアドアの付属部品は取り外しましたが、隙間がありマスキング処理が可能だったクォーターガラスやテールランプは車体に付けたままで塗装し部品の脱着費用を抑えました。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がプジョー 3008の塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
塗装作業完了後、リアドアの付属部品を元通りに組み付け新品のフェンダーアーチモールを取り付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてプジョー 3008の板金塗装 修理は完了です。
今回のプジョー 3008の修理費用は、部品代が17,930円と作業工賃が198,000円の合計215,930円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにプジョー 3008の板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったプジョー 3008を大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。