プジョー 307SW(PEUGEOT) 板金塗装 修理です。
スーパーの駐車場の壁に擦ってプジョー 307SWの左リアドアとリアフェンダーを大きくへこましてしまいました。今回は神奈川県 川崎市にお住まいのお客様のお車で、保険は使わずに自費での修理ということでご依頼いただきました。
損傷状況:
左のリアドアとリアフェンダーはかなり広範囲に凹んでいます。しかし、板金修理で対処できるレベルです。ドアモールも傷ついており、また一度取り外すと変形してしまい再使用できないため交換が必要です。
修理内容:
先ず板金が必要な部分の塗膜をディスクサンダーで削り落とします。
スタッド溶接機を使い銅のワッシャーを凹んだ部位に溶接します。
ワッシャーの穴に鉄棒を通しスライディングハンマーで凹んだ鉄板を引き出します。
パネルの裏側に手が入らない場合は裏からへこみを叩き出せないため、このような方法で凹みを少しずつ引き出し板金します。
できる限り元通りの面を出し、その後脱脂して鉄板をきれいにしてから板金パテを付けます。
そして充分にパテを乾燥させてから研ぎます。
パテ研ぎで仕上げた後、2液硬化タイプのプライマーサフェーサーを塗装します。
黒く斑に見えるのはガイドコートで、研ぎ残し防止や注意を払わなくてはならない部分の目印のために吹き付けてあります。
塗装はブース内で細心の注意をはらいゴミが付かないように作業します。
今回は自費での修理ということで、サイドウインドガラスは脱着せずにマスキングして塗装しました。
修理結果:
今回の修理は、ドアとフェンダーの凹み具合がひどく、特にドアは保険修理であれば交換をお勧めするほどの損傷でしたので、工賃は税込み197,400円となりました。また部品代としてドアモールが6,090円かかり、合計は203,490円(税込み)となりました。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。