ポルシェ 996のフロントバンパー 修理事例です。普通なら交換を要するほどベッコリへこんだバンパーが、キレイに修理できたという事例です。
お客様は駐車場の縁石にポルシェのフロントバンパーの右下部分をぶつけてしまったそうです。
最初お客様からメールで修理見積もりのお問い合わせを頂いた際、添付していただいたポルシェの写真を拝見したかぎりでは、バンパーのヘコミがひどいので修理は難しいかなと思いました。
バンパーを交換するとなると、ポルシェ 996のフロントバンパーフェースは新品部品の価格が税込み99,750円で、交換 塗装工賃を合わせると、180,000円以上かかってしまいます。
お客様は車両保険を使わず自費での修理を希望されましたので、修理費用をなるべくお安くするため、先ず中古部品を探しました。しかし中古パーツをみつけることができなかったので、「修理をトライしてみて、もし直らなければ新品のバンパーを取り寄せて交換する」ということをお客様にご了解いただいたうえで作業を始めました。
修理内容:
ポルシェのフロントバンパーを分解し、へこんで変形している部分を赤外線ヒーターで加熱します。油断するとバンパーが溶けてしまうので注意が必要です。
加熱して軟らかくなったバンパーの裏側から道具を使い丹念に押し出していきます。
この作業は「やってみなくては判らない」言わば賭けのような作業なので、今回のご依頼のように、「ダメだったら交換」というご了解をいただけないとトライできません。
フロントバンパーの加熱修理は無事成功しました。
ヘコミがひどかったので、内心、修理ができたとしてもパテはけっこう使わなくてはならないだろうと思っておりましたが、パテや接着剤などを一切使わずに直すことができました。
ヒビ割れもありましたが、サンダーで削り込んだらキレイにとれました。
2液硬化型のプライマーサフェーサーを塗装します。充分に加熱乾燥させてから水研ぎを行います。
塗装ブース内でゴミ、埃をシャットアウトしてバンパーを塗装します。
使用する塗料はポルシェの指定塗料スタンドックス(STANDOX)です。
今回、バンパーの修理以外に左右ドアエッジの修理塗装も依頼されておりました。
ドアを開ける時にブロック塀とかにガチャッとエッジ部分をぶつけて塗装が剥げてしまう、あの傷の修理です。
ドアエッジの傷は研いで部分塗装すればキレイに直ります。
修理結果:
ポルシェのフロントバンパーは完璧に直りました。
今回のポルシェ 996のバンパー修理金額は左右ドアエッジの修理 塗装を含め、税込み115,500円となりました。
お客様は楽天会員とのことで、楽天スーパーポイントを希望されました。税込み修理代金100円につき5ポイント差し上げますので、5,775ポイント獲得です。楽天市場や楽天トラベル等で5,775円分としてご利用になれます。
大切なお車を何事も無かったかのように
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インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。