神奈川県横須賀市にお住いのお客様より、ポルシェ 997カレラSの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様は高速道路の料金所のETCレーン直前で、隣のレーンから車線変更して来た車と接触してしまったそうです。
保険会社に相談したところ『お互いに走行中の接触事故の為、相手の過失100%にはならないだろう』という事になり、修理費用も高額になる事が予想される為、お客様が加入されている車両保険を使って修理する事になりお車をお預かりしました。
今回のポルシェ 997カレラSの作業方針は、右クォーターパネルの板金修理及び塗装、リアバンパーの修理塗装、右マッドガードと右リアタイヤ&ホイールの取替となりました。
まずはクォーターパネルのホイールアーチ部全体に及ぶへこみを時間を掛け丁寧に引き出し板金修理します。
板金作業だけでは戻しきれない僅かな凹凸にはパテを付けて綺麗に成形します。
このポルシェ 997カレラSのクォーターパネルはほぼ平面な部分が無い為、熟練の板金職人が手のひらの感覚を頼りにオリジナルの美しい曲面を再現させます。
リアバンパー右角の傷はサンダーで綺麗に削り落としました。
板金修理部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
リアバンパー右角も削った部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
クォーターパネルの折り返し部分にはオリジナルの状態を再現すべくチッピングコートを塗装します。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がポルシェ 997カレラSの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
ポルシェ 997カレラSのクォーターパネルを損傷すると、ひと繋がりのボディ下部のロッカーパネルやルーフサイドからフロントピラーまでの広範囲を塗装する必要がある為、塗装費用が他の車種に比べ高額になってしまいます。
リアバンパーも専用の塗装台にセットし、ボディ同様に熟練の塗装職人がポルシェ 997カレラSの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
塗装作業完了後、取り外していた部品を元通り組み付け、新品のマッドガードやタイヤ・ホイールを取り付け、ポルシェ 997カレラSの板金塗装 修理は完了です。
今回のポルシェ 997カレラSの保険会社との協定修理費用は、部品代が339,368円と作業工賃が379,512円の合計718,880円(税込)になりました。
このたびはインターパシフィックに、ポルシェ 997カレラSの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったポルシェ 997カレラSを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。