東京都世田谷区にお住いのお客様より、ポルシェ 992カレラSのリアバンパー修理塗装を依頼されましたのでご紹介します。
お客様は狭い道を走行中に対向車が来た為、道を譲ってあげようとバックで左側に車を寄せようとしたところ、ポルシェ 992カレラSのリアバンパーを電柱に擦ってしまったそうです。
お車はまだ新しい為綺麗に直したいと思いつつも、車両保険を使ってしまうと等級が下がり翌年以降の保険料も値上がりしてしまう事を考え、自費での修理を希望されお車をお預かりしました。
今回は幸いにもバンパー自体に変形は見られなかったので、リアバンパーを車体に付けたままでの部分塗装の方法をご提案し修理する事になりました。
まずは傷をサンダーで削り落します。
ここではクォーターパネルから続くホイールアーチのプレスラインのエッジを綺麗に残す様に丁寧に作業します。
傷を削り落した部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
プライマーサフェーサーとその周辺を目の細かい研磨紙で平滑に研ぎ上げ、綺麗に部分塗装をするための様々な技術を駆使してマスキングを施し塗装前の準備は完了です。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がポルシェ 992カレラSの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
今回、部分塗装の方法での修理をご提案したのにはいくつかの理由があり、1つ目はバンパー自体に変形が無かった為バンパーを車体から取り外さなくても作業ができる事、2つ目は傷の位置がバンパーの端にある為塗り分けるポイント(ボカシ目)が1箇所で済む事、3つ目はバンパー中央部にはエンブレムが付いており、バンパー全面を塗装するとなるとこのエンブレムを剥がす必要があり、エンブレムの部品代が掛かり修理費用が余計に掛かってしまう事。
この様な理由からリアバンパーの部分塗装の方法をご提案させていただき、お客様にもご理解いただいた上で作業いたしました。
塗装作業完了後、洗車・最終仕上げ磨きをしてポルシェ 992カレラSのリアバンパー修理塗装は完了です。
今回のポルシェ 992カレラSの修理費用は、作業工賃が44,000円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックに、ポルシェ 992カレラSのリアバンパー修理塗装をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったポルシェ 992カレラSを大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。