ポルシェ ボクスター(PORSCHE) 板金塗装 修理です。
オーナー様はTV撮影のために車を使いたいと頼まれ、ポルシェ ボクスターを貸したそうです。撮影に貸している間に番組ディレクターさんが右リアフェンダー、右ドアミラー、さらにはフロントバンパーまで擦ってしまったそうです。リアフェンダーはけっこう広範囲に凹んでいます。ボクスターのエアインテークダクト周辺のプレスラインは板金で再現させるのが結構難しいんです。
修理内容:
板金でできる限り元の状態まで面出しを行い、パテを付けます。こうして見ると擦っただけではなく、広範囲な板金が必要なことがよく分かると思います。
充分に加熱乾燥させた後、パテを研ぎ上げ、全く元通りの表面状態にします。この研ぎ作業、最終的には熟練した板金職人の手のひらの感覚だけを頼りに行います。
表面をきれいに溶剤脱脂してから、プライマーサフェーサーを塗装します。塗料と同じ温度条件で加熱乾燥させ、充分に冷却時間を取ります。
サフェーサーの研ぎ作業は塗装職人の手のひらの感覚だけを頼りに、水研ぎで行います。わずかな凹凸も見逃さないとても繊細な作業です。
サイドステップにチッピングコートを塗布します。ポルシェ特有のボツボツした肌をオリジナルと同じに再現します。
駐車場に頭から突っ込んでタイヤ止めで擦ったらしいフロントバンパーは、脱着分解します。
バンパー下側の面に付いた傷はダブルアクションサンダーで削り落します。そしてプライマーサフェーサーを塗装します。
塗装作業はゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中で行います。今回ポルシェ ボクスターのリアフェンダーの塗装に際しては、隣接パネルとの色の差異を無くすため、ドアパネルのぼかし塗装をしました。色をフロントに向けて少しずつ薄めて塗装し、いわばグラデーションのように塗装します。フロントフェンダーに近い部分は色をかけません。そして透明なクリアコートは2パネルしっかり塗装します。そうすることでボクスターの側面はどんな角度から見ても色の差異が全く判らなくなるのです。
ドアミラーとエアインテークダクトも単体で塗装します。
フロントバンパーは修理費を抑えるため、部分塗装で済ませました。仕上ると塗装を区切った痕は全く判らなくなります。
修理結果:
ポルシェ ボクスターはすっかり元通りに直りました。修理代金は工賃が257,250円、部品代が33,075円で合計290,325円(税込)となりました。
インターパシフィックは鈑金匠ネットに加盟しており、お客様は鈑金匠ネットのユーザー還元サービスである楽天スーパーポイントを希望されました。修理代100円につき5ポイントの付与となりますので、今回は14,515ポイントのプレゼントとなりました。楽天市場や楽天トラベルで14,515円分としてご利用いただけます。このたびはポルシェ ボクスターの板金塗装 修理をご用命頂き、誠にありがとうございました。
大切なお車を何事も無かったかのように
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インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。