東京都にお住いのお客様よりテスラ モデル3の板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様は片側1車線の細い道を走行中、緩い右カーブにさしかかったところで対向車線を走って来たトラックと接触してしまったそうです。
接触時の様子はテスラ モデル3に搭載されているDashcam(ダッシュカム)に映像が記録されておりました。それによって対向のトラックがセンターラインをオーバーして来た事が事故の原因である事が明らかとなり、トラック側の過失割合が100%の事故として相手の対物保険で修理する事になりました。
修理期間中は相手保険会社が手配したテスラ モデル3のレンタカーをご利用いただきました。
今回のテスラ モデル3の損傷は、右クォーターパネルのへこみとリアバンパーにも僅かに傷がついています。
作業方針は、右クォーターパネルのへこみの板金修理及び塗装と、リアバンパーの修理塗装と言う内容になります。
まずは右クォーターパネルのへこみを裏側から押し出して板金修理します。
テスラ モデル3のクォーターパネルはスチール製パネルの為、今回のへこみの程度であれば板金修理で綺麗に直ります。クォーターパネルは溶接やリベットで車体に接合されているパネルですので、板金修理が可能であればむやみに取替えるべきではありません。
板金修理部分に僅かに残る凹凸にはパテを付けて綺麗に成形します。
フェンダーアーチ部のプレスラインも綺麗に復元できました。
車体から取り外したリアバンパーからパーキングセンサーやリフレクターレンズ等の付属部品を分解して、バンパーカバーのみの状態にして修理します。
クォーターパネルのパテを付けた部分を覆い隠す様にプライマーサフェーサーを塗装し、しっかりシールして赤外線ヒーターで十分に加熱乾燥させます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースで、熟練の塗装職人がテスラ モデル3の塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
今回のテスラ モデル3のボディカラーは3コートパールホワイトで調色の難易度が高い色となります。
右リアドアには今回の事故による直接の損傷はありませんでしたが、クォーターパネルの損傷がリアドアに近い部分にまで及んでいた為、調色した色をリアドアにも塗装するボカシ塗装をする事で色の差異が出ない様にしました。
リアバンパーを塗装しやすい高さの台にセットし、ボディ同様に熟練の塗装職人が丁寧に塗装します。
塗装作業完了後、取り外していた部品を全て元通りに組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてテスラ モデル3の板金塗装 修理は完了です。
このたびはインターパシフィックにテスラ モデル3の板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったテスラ モデル3を大切にお乗りください。
大切なお車を何事も無かったかのように
大切なお車を
何事も無かったかのように
インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。
私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。